兵庫県議会改革 一般質問日数 自民「やる気なし」 公明「中途半端」2015-10-24 10:37

 現在、議会運営委員会では、6月定例会の一般質問のあり方などが議論されています。6月議会は、昨年度まで代表質問だけしかなく、一般質問がありませんでしたが、今年6月議会は暫定的に3日間15人が一般質問しました。来年6月議会以降の一般質問をどうするのかが議論になっています。
 現在、議員は原則4年間で2回しか一般質問が出来ないので、それをどうするのかを先に議論すべきなのですが、あまり改革に積極的ではない会派もあり、なかなか本質的な議論にはなりません。ちなみに尼崎市議会では、一部例外はありますが、3か月ごとの定例会で、ほぼ一般質問することができます。
 自民党の提案は一般質問を「1日だけ行う」、公明党は「10人とする」(=2日)、民主党は「3日間15日程度とし、全議員が年に1回登壇できるよう発言機会も確保に努める。」、維新の会は「3日間15人とする」、共産党「15人以上とすべき」というものでした。
 やる気の乏しい自民党案、中途半端な公明党案。今の県議会の改革の雰囲気を表しています。機能する議会に改革するまで、もうひとふんばりする必要があります。

日本レスキュー協会のレスキュー(活動支援)を2015-10-26 15:28

 本日、午前中、伊丹市にある日本レスキュー協会を訪問し、理事長の伊藤さん、災害救助犬訓練士の安随さんにお話を聞いてきました。
 日本レスキュー協会は、災害現場で救出活動を行う災害救助犬を育成し、派遣しています。最近では、昨年8月の広島土砂災害や今年4月のネパール地震に、災害救助犬を派遣し、それぞれ遺体を発見しました。1999年に起こったトルコ北西部地震や2001年に起こったインド西部地震では、生存者も発見しています。
 兵庫県や尼崎市など各地の自治体とは、災害が起こった時に、迅速に災害救助犬を派遣するための協定も結んでいます。
その他の活動として、捨てられた動物を譲り受け、先程紹介した災害救助犬やセラピー犬に育成したり、その適正が無い場合は、里親を募集し譲渡するなど、動物愛護の活動も行っています。
 これだけの活動をしながら、行政(政府、県、市)からの支援は一切なく、民間の助成金や個人の寄付で運営されています。さらに、災害救助犬やセラピー犬などを育てるために、12年程前から兵庫県動物愛護センターに犬の譲渡をしてくれるよう申し出ているのですが、未だに1件の犬も譲り受けたことはないとのこと。
 早速、県動物愛護センターに連絡を入れ、犬の譲渡に向けた橋渡しを行いました。具体的な活動支援については、これから話をしていきます。
日本レスキュー協会 http://www.japan-rescue.com/

勝手な道路開発 淡路市に安全対策を要望2015-10-27 20:31

 今日は7年前に民間団体が勝手に山を削り道路工事をしたと言われる淡路市の現場を見に行きました。
 5年前にも、住民からの要請を受け、地質学の専門家に意見書を書いてもらい、土石流危険区域なので、堰堤の設置、ため池の土砂の撤去など早期に安全対策を行うよう淡路市に申し入れました。
 しかし、まだ十分な対応をしておらず、改めて淡路市に対策を取るよう申し入れると共に、兵庫県洲本土木事務所にも、淡路市にアドバイス等行うよう要請しました。下流域には、住民が生活しているにもかかわらず、信じられない対応です。災害が起こらないよう早期の対応が望まれます。
 なお、この問題は2010年に毎日放送で報道されています。

WHO ハムなどの加工肉「1日50グラム食べるとがんリスク18%増」2015-10-28 10:02

ごはんや野菜などを食べ バランスの取れた食事を
 10月26日世界保健機構(WHO)の専門組織国際がん研究機関(IARC)は、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉を1日50g食べると、直腸、結腸がんになるリスクが18%増加する等の研究結果を公表し、「人に対し発がん性がある物質」に指定しました。赤肉も「おそらくは発がん性がある」という分類をしました。
 テレビでやっていましたが、50gはウインナー3本、ベーコン6枚、ハム5枚程度になるようです。
 厚労省の資料によると、男性の大腸がんの罹患率は、1975年の人口10万人あたり20人強から1999年の69.5人と約3倍に増えています。女性は約2倍。
 男性の大腸がんの死亡率は、1958年と比べ2004年の数値は2倍強、女性は約1.5倍。男女とも、胃がんは、罹患率・死亡率共に大きく減っていますが、肺がんは増えています。
 食べ物が洋食化していき、漬物などに含まれる塩分の摂取が減る一方で、肉類、油分などの摂取が増えていることが影響しているのでしょうか。
 IARCは、肉の摂取の制限を求める保健当局の推奨を支持する一方、食肉に栄養価があることも認め、危険性と利点のバランスを取った食生活を推奨するものです。
 加工肉などの食べ過ぎは良くなく、ご飯や野菜など、バランス良く食べるのが、好ましいようです。
 私は、栄養補助剤などを含め特定の食品を摂取しすぎると、体の処理能力がついていかず、がんなどに繋がっていくのではないかと考えています。

兵庫県動物愛護センターと日本レスキュー協会 橋渡し成立見込み2015-10-28 12:31

 先日、日本レスキュー協会を訪問しました。そこで災害救助犬やセラピー犬などを育てるために、随分前から日本レスキュー協会が兵庫県動物愛護センターに犬の譲渡を申し出ているのですが、再譲渡の問題などもあり、未だに1件の犬も譲り受けたことはないとの話を聞きました。

 日本レスキュー協会の側は、譲渡された犬が、災害救助犬やセラピードッグとしての適性がなければ、その犬を再譲渡しなければ、施設が満杯なり、災害救助犬などの育成が出来なくなります

 そこで、早速、県動物愛護センターに連絡を入れ、犬の譲渡に向けた橋渡しを行ったところ、動物愛護センター側も、信頼関係を作りながら、積極的に対応していく旨の回答をいただきました。

 あとは事務レベルで、話を詰めてもらえるようです。犬の命を救うことができ、災害救助犬やセラピードッグの育成もでき、一石二鳥です。

日本レスキュー協会
http://www.japan-rescue.com/