防災・避難訓練 実際に避難施設を訪問して不備がないか確認を!2015-11-01 12:04

 今日11月1日午前中、地域の防災・避難訓練がありました。実際に、市の施設である避難所まで歩き、施設の受付で、災害時に鍵を誰が空けるのかと聞いたところ、「警備会社の職員が鍵を持ってかけつける」、「少し離れた場所の職員が持ってくる」などの話がありました。
 警備会社の職員や施設職員は、災害時に本当に鍵を持ってかけつけてくれるのでしょうか?その人の家が、災害に遭い、職員が動けなくなることも考えられます。
 近くの避難所である小学校では、町会長さんが鍵を持ち、いざという時は鍵を開けてもらえる体制になっています。いざという時のために、信頼できる地域の人に鍵を預けるのが、現実的な対応だと思います。最近は、機械警備のところが多く、不審者の侵入はすぐにわかるようになっているので、その心配も要りません。
 このような防災・避難訓練の時に、緊急時に対応できる体制になっているかどうか、実際に歩いて、聞いて確認する必要がありそうです。

阪神大震災ボランティア同窓会 是非ご参加下さい!2015-11-04 09:16

 尼崎市に事務所を置いた引っ越しボランテイィア「マイムマイム」「どんぐり」同窓会のお知らせです。
皆さんお元気ですか?
 この1月17日に阪神大震災から20年を迎えました。大震災により、それまでの生活が一変し、家を奪われ、家族が奪われた人も少なからずいました。
 その惨状を何とかしたいと思い、各地から多くのボランティアが、ここ尼崎にも集まりました。
 震災直後は、避難所から仮設住宅への引っ越しを手伝い、公営住宅が次々と建つ中で、仮設住宅から公営住宅への引っ越しも手伝いました。引っ越しがひと段落ついた後は、復興住宅に併設されたふれあいセンターなどで、被災者の方が孤立化しないよう、被災者の方々と交流してきました。
 懐かしい面々で、大変だったけれど、充実した日々の思い出を、そして未来を語り合いたいと思います。当時ご一緒に参加された方々に連絡が付くようであれば、「この同窓会に参加しませんか?」等呼びかけて頂けませんでしょうか?
 準備の都合上、ご参加いただける方は、11月7日(土)までに丸尾まで御一報いただければ幸いです。
日 時 11月14日(土)午後5時~8時
場 所 正宗屋(JR立花駅 徒歩1分 尼崎市立花町1-6-2 ☎06‐6426‐6331)
会 費 お酒を飲む方5千円  飲まない方3千円

園田西武庫線 住民の意向に沿って計画修正を2015-11-04 12:27

 総事業費174億円(国1/2、県1/4,市1/4)と見込まれている園田西武庫線の建設工事ですが、昨日、県の出前講座が尼崎市立園田地区会館で開催されました。
 住民の中には、道路建設反対の立場の方も少なからずいると思われるのですが、長い経緯の中で進められてきたことや賛成の立場の方もいることから、地域住民で構成された園田西武庫線を考える会は、土地の買い上げの負担を減らすことや、環境悪化を防ぐこと、堤防上を横断できるよう交通量を軽減することなどを県に要望しています。
 説明会では、道路を作る時のルールが定められた道路構造令と実際の道路建設計画について話がありました。
 その中で、堤防まで上がるアプローチの部分に自転車通行を想定して、1m確保している路肩の右折レーンの見直しなどで、住民の土地の買収面積が減らせることがわかりました。
 最も被害を受ける地域住民の負担を軽減すると共に安全対策もしっかり取る中で、園田西武庫線の整備を進めていただきたいと思います。
 そもそも、兵庫県下各地で高速道路、高規格道路の建設が進められていますが、人口減少社会の中で、自動車利用人口が減り、維持管理費を含め自治体財政悪化の原因のひとつである道路建設計画は、大きな転換の時期に来ていると思います。公共施設のあり方は議論が始まっていますが、道路建設の見直しは、県当局内では議論にさえなっていません。

関西広域連合での「高浜原発再稼働反対」要望に同行2015-11-05 11:11

 昨日は、大阪府国際会議場の建物内にある関西広域連合事務局に行って来ました。目的は、避難計画を案ずる関西連絡会(グリーンアクション、美浜の会など)の高浜原発再稼働反対の要望に同行し、事務局と意見交換をすることでした。
・関西広域連合内の自治体が原発再稼働に関し同意する権限の付与を継続して求めること
・放射性物質の飛散状況がわかるモニタリングポストのデータを関西広域で共有すること
・規制基準や安全性について検証・検討する第3者の専門家による委員会を設置すること
・安定ヨウ素剤の事前配布や避難所のマッチング(どこの住民がどの避難所に避難するのか決めること)などを実施すること
・再稼働について、住民が参加できる説明会を実施すること。
 それらの対策が認められない限り、再稼働を認めるべきではないという要望でした。事務局は、広報課対応だったので、あくまで聞きおくということでした。
 余談ですが、施設が非常に豪華で、「お金がよくあるな」というのが率直な感想です。また、空きスペースを埋めるため関西広域連合の事務局が入ったのではないかと想像します。

兵庫県議会改革 抵抗勢力「自民党」が立ちはだかる2015-11-05 20:06

 本日、議会運営委員会があり、議会改革についての議論が交わされました。6月議会の一般質問日数、人数については、前回の議会運営委員会で、自民党が1日5人、公明党10人、民主党全議員が年に1回質問できるようにし3日間15人、維新の会3日間15人、共産党15人以上とそれぞれの会派が意見を述べていました。今回の会議では、意見の一致を見ないことから、自民党の永田議会運営委員長が、委員長案として、まずは5人でスタートすることでどうかと各会派に投げかけました。
 それを受け公明党は持ち帰る、民主党も持ち帰る、維新の会は意思表示なし(15人の主張を変えないということだと思います)、共産党は人数を増やすべきと主張しましたが、全体でも会派に一旦持ち帰り、次回以降の会議で結論が出されることになりました。
 その他に各会派から提案されたタブレット活用などの議会改革案については、自民党がほとんど反対し、改革が前に進む気配はありません。
 なお、一般質問以外で唯一、自民党から提案された常任委員会資料等を電子化し、議会HPを活用し、議員が自宅からでも資料を入手できる体制を整備することについては、各会派賛同し、前に進みそうな雰囲気です。