WHO ハムなどの加工肉「1日50グラム食べるとがんリスク18%増」2015-10-28 10:02

ごはんや野菜などを食べ バランスの取れた食事を
 10月26日世界保健機構(WHO)の専門組織国際がん研究機関(IARC)は、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉を1日50g食べると、直腸、結腸がんになるリスクが18%増加する等の研究結果を公表し、「人に対し発がん性がある物質」に指定しました。赤肉も「おそらくは発がん性がある」という分類をしました。
 テレビでやっていましたが、50gはウインナー3本、ベーコン6枚、ハム5枚程度になるようです。
 厚労省の資料によると、男性の大腸がんの罹患率は、1975年の人口10万人あたり20人強から1999年の69.5人と約3倍に増えています。女性は約2倍。
 男性の大腸がんの死亡率は、1958年と比べ2004年の数値は2倍強、女性は約1.5倍。男女とも、胃がんは、罹患率・死亡率共に大きく減っていますが、肺がんは増えています。
 食べ物が洋食化していき、漬物などに含まれる塩分の摂取が減る一方で、肉類、油分などの摂取が増えていることが影響しているのでしょうか。
 IARCは、肉の摂取の制限を求める保健当局の推奨を支持する一方、食肉に栄養価があることも認め、危険性と利点のバランスを取った食生活を推奨するものです。
 加工肉などの食べ過ぎは良くなく、ご飯や野菜など、バランス良く食べるのが、好ましいようです。
 私は、栄養補助剤などを含め特定の食品を摂取しすぎると、体の処理能力がついていかず、がんなどに繋がっていくのではないかと考えています。

兵庫県動物愛護センターと日本レスキュー協会 橋渡し成立見込み2015-10-28 12:31

 先日、日本レスキュー協会を訪問しました。そこで災害救助犬やセラピー犬などを育てるために、随分前から日本レスキュー協会が兵庫県動物愛護センターに犬の譲渡を申し出ているのですが、再譲渡の問題などもあり、未だに1件の犬も譲り受けたことはないとの話を聞きました。

 日本レスキュー協会の側は、譲渡された犬が、災害救助犬やセラピードッグとしての適性がなければ、その犬を再譲渡しなければ、施設が満杯なり、災害救助犬などの育成が出来なくなります

 そこで、早速、県動物愛護センターに連絡を入れ、犬の譲渡に向けた橋渡しを行ったところ、動物愛護センター側も、信頼関係を作りながら、積極的に対応していく旨の回答をいただきました。

 あとは事務レベルで、話を詰めてもらえるようです。犬の命を救うことができ、災害救助犬やセラピードッグの育成もでき、一石二鳥です。

日本レスキュー協会
http://www.japan-rescue.com/