(議会改革をたどって:9)「号泣会見」が変えた2018-11-09 17:03

記事から
2014年6月30日、兵庫県議の丸尾牧(54)は地元紙の1面に躍る見出しを見て驚き、そして悔いた。

朝日新聞デジタル記事
https://www.asahi.com/articles/DA3S13762600.html?iref=pc_ss_date

受取拒否した費用弁償176万円 本日受け取り予定 基金を作り被災地支援などに2018-11-06 14:37

 約12年前私が県議になってから県議会に出席する毎に1日7千円支給されていた費用弁償(交通費等)が実費とかけ離れお手盛りだと、私は総額約176万5000円を受取拒否してきました。前任期で費用弁償を受け取り拒否していたのは私1人だけでした。

 ところが、約2年前に議会事務局から、費用弁償を受け取らず時効(来年3月末)が来ると、公職選挙法の寄付行為が成立すると通知されました。

 この間、費用弁償を受け取り拒否し、議長に費用弁書の見直しを求め申し入れたこと、市民からの追求の動きなどが功を奏し、今任期から、費用弁償は公共交通機関交通費実費(車利用者は別途算定)へと見直されました。

 既にお手盛り制度はなくなり、費用弁償は実費しか支払われておらず、公職選挙法違反のリスクを冒してまで、費用弁償を受取拒否する理由はなくなりました。

 そこで、基金を作り、被災地への寄付や被災地支援活動の経費、市民が参加できる研究会開催費用、通信の発行費用など全額を公益目的のために使うことにしました。県政報告紙等で随時支出状況を報告していきます。

橋本健元神戸市議 神戸地裁判決 「懲役1年6ヵ月執行猶予4年」2018-10-29 21:29

今日、神戸地裁において、神戸市議会政務活動費約690万円を騙し取ったとして、橋本健元神戸市議が詐欺に問われた事件の判決がありました。

裁判官は、橋本さんについて「大胆かつ身勝手、コンプライアンスの意識の低さ、厳しい批判を免れない」などとする一方「被害額を返還し、市議を辞職しており、今回に限り執行猶予をつける」と述べました。

そもそも野々村龍太郎元兵庫県議の政務活動費の詐欺が明らかになるまで、同種の問題は刑事事件にさえ問われなかったことを考えると、今回も有罪判決が出たことは、大きな前進です。

しかし、公費のチェックをすべき議員が、逆に不正を働いたのですから、再発防止という観点からも、もっと厳しい判決を下すべきだと思います。

懲役3年執行猶予4年の判決が下された野々村さんの事件と比べてみると、詐取金額は野々村さん約900万円に対し、橋本さんは約700万円、野々村さんは詐取したお金を遊興費に使ったかどうかはわからず、橋本さんはキャバクラ代など遊興費にも使っていました。お金に困っていないのに犯行に及んだのはどちらも同じ。野々村さんは、犯行を否認し、橋本さんは犯行を認めました。橋本さんは第3者である印刷業者を巻き込み犯行に及びました。

両件を総合的に考えた時に、犯行の悪質さは、どちらも同じで、犯行を認めたかどうかの反省の度合いで、刑罰の評価が大きく分かれたのかなと思います。

これを機に、議会での公費の不正使用が根絶されることを期待します。併せて、政務活動費が、今後、市民のために有効に使われるのか、市民による継続的なチェックが必要だと考えます。

橋本健元神戸市議 裁判傍聴 求刑1年6ヵ月2018-09-21 22:23

 今井絵理子さんとの話で注目を集めた結果、政務活動費の不正使用がマスコミに見つかり、市議を辞職することになった橋本健元神戸市議の刑事事件の裁判が、今日行われました。
 今日の検察及び橋本さんの話では、2010年度から政務活動費の不正が始まりました。その動機は、神戸市議会自民党議員団に払う団費年24万円を自費で払うのがもったいなく、先輩議員から政務活動費は使い切らないといけないと言われていたからとのこと。
 不正の手口は、知り合いの印刷業者に偽の領収書等を作ってもらい、それを会派に提出し、不正に政務活動費を騙し取ったようです。不正総額約690万円。
 そのお金は、個人のお金と一緒になり、東京で行われる自民党の勉強会の参加費やホテル代、ゴルフ、スナック、キャバクラなどで使われたとのこと。
 本人が2012年7月から歯科医の開業を始めた後は、議員報酬年1,500万円の他に、歯科医の収入月30~50万円を得ていました。それでも不正に手を染めてしまいました。
 2014年に野々村元県議の政務活動費の不正使用が発覚した後も、橋本さんは政務活動費の不正使用を続けていたことも驚きです。橋本さんは「そろそろ(不正は)できないのではないか」「基本的に止めようと思っていた」とも話していましたが、その後も不正は継続しており、橋本さんの悪質性が見て取れます。
 検察官からは、1年6ヵ月の懲役を求められましたが、弁護士は、刑罰によっては医師免許が剥奪されることも有り、彼の将来を考えて欲しいと、暗に減刑を求めていました。
 野々村さんは、懲役3年執行猶予4年の判決が下されましたが、一定反省もしており悪質度はそれよりも低いと判断されたようです。
 裁判は、橋本被告側が概ね事実を認めたことから、今回で結審し、10月29日14時から判決が言い渡されます。
 政治家の公費の不正使用が後を絶たず、実刑(執行猶予なし)など厳しい判決が求められます。

受取拒否した費用弁償176万円 被災地への寄付、ボランティア経費などに2018-08-11 10:50

県議になった2007年4月から、会議出席時に支給されていた費用弁償(当時1日7千円)はお手盛りであり、理屈の立たないお金は受け取れないと、私はそれを受取拒否してきました。総額371日分176万4100円です。

 2014年4月、2016年4月に、議会事務局長から費用弁償を受け取るよう要請があり、さらに2016年4月には、要請から5年間を過ぎると、消滅時効となり、未支給額を受け取ることが出来なり、公職選挙法違反の寄付行為が成立すると言われました。

 県議会の費用弁償制度は、県議会政務活動費問題の時に、私たちの提案が100%採用され、公共交通機関交通費実費(車利用の方は車賃)に見直されました。

 課題は改善されたので、リスクを負ってまで、費用弁償の受取拒否を続けるのは、得策ではないと考えています。とは言いながら、お手盛り部分の費用弁償を懐に入れるのも、妥当ではないと考えます。

 そこで、そのまま受け取っても問題ない371日分の公共交通機関交通費実費266,790円は、通信の作成費に回し、残りの149万7310円は、被災地への寄付、被災地支援に行く時の交通費等、市民向け講演会の費用等に当てたいと考えています。随時、残高、支出内容等はご報告していきます。

 なお、先日岡山県真備町に災害ボランティア参加費用、現地視察経費として使った25520円もこの中から支出したいと思います。

 費用弁償を受け取った時点で、改めてご報告致します。