豊田議員問題 政策秘書に「バースディ―カード管理」が間違いでは?2017-06-23 10:32

 自民党の豊田真由子議員が政策秘書に、暴言、罵声を浴びせていた問題が報道されました。豊田議員は、人権意識が欠落しており、国会議員の資質に欠けるのではないかと思います。
 その問題とは別に、映像の中で、政策秘書に「バースディ―カードの宛名が間違っている」と怒っていることに大きな違和感を持ちました。

 政策秘書は、文字通り政策立案のための補助スタッフで、その人件費は公費で賄われています。参議院のHPには、政策秘書の業務として、「政策研究」「説明者の人選、依頼」「議員提出法案の準備」と書かれています。

 その政策秘書に、政策と関係のない選挙活動、後援会活動のようなことを任せていることが大きな問題ではないでしょうか。豊田真由子議員には、そのことを反省してもらわなければならないし、マスコミはそこにも焦点を当てるべきでしょう。
 豊田議員と同じように、政策秘書に本来業務と違う仕事を担わせている議員は、少なからずいるように思います。

 この問題は、「個人の資質の問題」で終わらせず、改めて、政策秘書の役割を再確認すると共に、政策秘書におかしな業務をさせないよう国会に通報、相談窓口を設けるなどのチェック体制を作り上げる必要があると思います。

 併せて、公費で給与が出ている第2、第3秘書にも、選挙活動に近い活動、議員の私的な活動の補助をさせるのは問題があり、チェックが必要です。

参議院HP 政策秘書の業務
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/hisho/h26gyomu.html

加計学園問題 第3者による調査と全ての当事者からの聞き取りを2017-06-21 09:17

加計学園問題で新文書が発見されました。
10月21日萩生田副長官ご発言概要(一部紹介)
総理は「平成30年4月開学」とお尻を切っていた。
文科省だけが怖じ気づいている
よる渡邊加計学園事務局長を浅野科長のところに行かせる。

萩生田副長官コメント一部抜粋
文科省の一担当者が伝聞など不確かな情報を混在させて作った個人メモであり、著しく正確性を書いたものと説明とお詫びが文科省から私にあった。
私から具体的な指示や調整を行うことはない。私の名前が省内の調整を進めるために使われているとしたら遺憾だ。

昨日、安倍首相は「今後、何か指摘があればその都度、真摯に説明責任を果たしてまいります」と述べていました。ところが、自民党は閉会中の審議を拒否し、十分な説明責任を果たす意思が見えません。

内部文書を「怪文書」とごまかす政府(自民、公明)であり、今回の文書が不正確なものかどうかを徹底的に調べる必要があります。萩生田副長官は、著しく正確性を欠いた文書と言っていますが、東大、京大など最高学府を卒業したエリートが記録をしており、多少の誤解はあったとしても、ほぼ正確に内容が記載されていると見るのが適当だと思います。官僚の習性では、責任を取らされないよう、間違わないことに最大限の意識を働かせます。

この問題で事実を明らかにするには、中立的で独立した第3者による調査が不可欠です。10月21日の会議に、参加していた参加者全員から、萩生田副長官の発言内容について、聞き取りをすれば、概ねの事実は明らかになるのではないでしょうか。担当者が、記録を正確に取るため、録音していることも十分考えられます。
併せて、国会閉会中の集中審議、前川前事務次官、萩生田官房副長官の証人喚問が必要です。

それが、安部総理の言う「真摯に説明責任を果たす」ことに繋がるのだと思います。

県議会で報告 「特定外来生物『ヒアリ』にご注意」2017-06-19 19:49

今日の兵庫県議会農政環境常任委員会で報告されました。
5月26日尼崎市において、コンテナから積荷を取り出す際に、南米に生息し、強い毒を持つ「ヒアリ」が、国内で初めて発見されました。
6月16日神戸市ポートアイランドのコンテナヤードで、舗装面の亀裂にヒアリが生息していることが確認されました。集中的な殺虫剤による緊急防除で、その場所のヒアリは全滅したようです。その近くでは、今のところ生息は確認されておらず、環境省の調査において、尼崎市でも、生息は確認できていないようです。
但し、環境省によると、「世界では北米や中国、フィリピン、台湾等にも外来生物として侵入・定着しており、世界各地で大きな問題となっています。」と伝えており、近い将来、侵入・定着する可能性は低くないのではないでしょうか。

ヒアリは、赤茶色の小型のありで、腹部は黒っぽい赤色。体長は2.5mmから6mm。土でアリ塚を作って住みます。
刺されると火傷のような激しい痛みが生じ、毒性が強く、アレルギー症状により死に至ることもあるようです。

神戸市からは以下のような呼びかけがあります。
〇もし、「ヒアリ」を見つけたら?
「ヒアリ」は強い毒性を持つため、生きた個体を素手で触らないで下さい。なお、個体については、市販のアリ用殺虫剤で駆除が可能です。
〇もし、「ヒアリ」に刺されたら?
・刺された直後は20~30分程度は安静にして、体調に変化がないか注意して下さい。
・容態が急変した時は、救急車を要請するなど、すぐに医療機関を受診して下さい。

環境省HP
http://www.env.go.jp/press/104185.html

萩生田官房長官関与を否定する新たなシナリオ作り2017-06-17 11:53

文科省から出てきた「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」と書かれた文書を菅官房長官などが「怪文書」などと言い放ちました。
文科省内で調査確認すると、それらの文章の多くが存在していたことを政府は認めました。
しかし、文科省は以下の文章の公表を控えています。
・義家副大臣レク概要(獣医学部新設)「萩生田副長官に聞いてみる」
・義家副大臣ご感触「萩生田内閣官房副長官にも話しをしたが、あまり反応がなかった」
・10/4義家副大臣レク概要「萩生田副長官のところに『ちゃんと調整してくれ』と言いにくい」
いずれの文章も萩生田副長官が関わっているものですが、これらの文書類が存在していることを考えると萩生田副長官が、今回の問題に深く関わっていることは間違いないのでしょう。萩生田副長官は、加計学園が関係する大学の客員教授を務めていたこともあり、利害関係者と見なすこともできます。

萩生田副長官が、加計学園が選定されるように「修正指示した」メールの存在を、政府は認めました。しかし、「職員が確認しないままに書いた」と政府関係者は、その内容は間違っていると主張しています。

公務員は責任感が強く、事実関係を確認しないままメールなどを出すこと考えられません。もしも推測であれば、推測と書くでしょう。
私には、今回の事例も、極めて幼稚なシナリオ作りだと思わざるを得ません。

ここで、この問題を幕引きさせず、真相解明をして行くことが必要です。但し、安倍首相を含め政府関係者については、文科省資料を「怪文書」だと虚偽の説明をし、内容を公にしようとしなかった前科があり、彼らに真相解明をさせることは不可能です。

第3者による調査機関を立ち上ると共に、国会においては、前川元文科相事務次官、萩生田官房副長官、メモを書いた文科省職員など証人喚問もしくは国会招致をし、真相究明をして行く必要があります。

日本は「経済は1流、政治は3流」と、過去に言われていましたが、今の政治は、3流どころか、失格に近い状況になっているのではないでしょうか。そしてそれを支えているのが、多くの無関心層であることは間違いありません。

共謀罪と加計学園と政府のおごり2017-06-16 09:34

 改正組織犯罪処罰法が成立しました。新聞報道によると他の重要法案より審議時間がかなり短く、曖昧な答弁も多く、十分議論が尽くされたものとは思えません。

 加計学園の問題についても、「総理の意向」と記された文書が存在していたかどうか、やっとその一部の確認が終わりました。よくここまでシラを切り続けたなと、呆れてしまいます。

 共謀罪の採決に合わせ文書の調査結果を公表することで、マスコミの焦点を合わせないようにし、会期末に公表し、追及の手から逃れようという意図が透けて見えます。

 この政府には、支持率低下というお灸を据えなければ、いつまで経ってもおごり高ぶる姿勢が変わらないように思います。