「もんじゅ」は運転主体の変更ではなく廃炉に2015-11-14 15:19

 もんじゅの運転管理を行っている日本原子力開発機構が「運転に必要な資質を有していない」として、原子力規制委員会が、運転主体の変更を指示しました。
 もんじゅは、高速増殖炉の研究段階の炉ですが、この間、事故続きで運転はほとんどしていません。このもんじゅのために、既に1兆円が投入され、年200億円の維持管理費用がかかっています。
 理論上は、発電で消費する以上のプルトニウムを増やせるとされていますが、実用化が難しく、コスト面を含め、研究開発から撤退する国が複数あります。
 今回、日本原子力開発機構が、「運転に必要な資質を有していない」と指摘されましたが、天下り職員を抱え、プラントメーカーとも連携し、電力会社からの出向を受けている国丸抱えの会社であり、これ以上、どうしようもないのではないかと思います。
 多額の公費を投入し、浪費しているだけの施設であり、速やかに廃炉するのが現実的だと思います。
文部科学省 
日本原子力研究開発機構改革の基本的とりまとめについて
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kaihatu/018/houkoku/1338627.htm

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