アベノミクスの評価2014-12-03 11:28

自民党公約には、「賃上げ率は2.07% 過去15年で最高の水準」と書かれています。
しかし、一方で実質賃金は16か月マイナスと発表され、11月28,29日共同通信世論調査では84%が景気回復の実感がないと回答しています。
大手企業では、給与水準はアップしたものの中小企業においては、その効果は出ていないということでしょうか。
この間、若者の就職の半数は非正規雇用になっているとの指摘もあり、今の体制のままでは格差拡大に更なる拍車をかけて行くことになるのでしょう。
同志社大学教授浜矩子さんの新聞紙上での衆院選談では、「成長戦略は時代錯誤。アベノミクスは強い者をより強く、弱いものをそのままにしておく政策。今は非正規社員が増え、貧困の連鎖が起きている社会。最大のテーマは、これまでに蓄えた富をどう分かち合うか、どう分配するかです。消費税は生活必需品の税率を下げ、贅沢品には重増税率を適用していい。高額所得者に対する金持ち増税、企業の内部留保への課税なども考える必要があります。」
どういう社会を目指すのか、1人1人が考える機会です。

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