神戸市兵庫区中学生 スマホ利用ルールを決める2016-02-12 20:10

 神戸市兵庫区内の5中学校の生徒会が会議を開き、スマホの利用ルールを決めました。大人も会議に参加しているので、誘導した可能性がありますが、生徒会などで皆が話し合って自主的なルールを決めることは大切なことだと思います。
スマホ7つのルール
・小学生は21時まで、中学生は22時までにやめよう
・個人情報(名前や住所など)や写真を載せない
・悪口を書かない、載せない
・知らない人と会わない
・ながらスマホは禁止
・フィルタリングを活用しよう
・家族ルールをつくろう

末松信介参議院議員(自民党)が刑事告発される2016-02-13 11:36

 神戸学院大学法学部教授の上脇さんなどが進めている「落選運動を支援する会」が、兵庫県選出の末松信介参議院議員(自民党)を、2月2日付で神戸地方検察庁に政治資金規正法違反、寄付行為で告発しました
告発理由
① 2010年7月の参議院選挙において1157万3000円の選挙資金を「出所不明」のカネで捻出していた。
② 「会費」名目で地元の団体や同窓会に支払っていますが、このような団体への支払は公職選挙法が禁止している「寄附」に該当すると判断した。
 長期政権になると驕りが出て、政治との金で腐敗していくことは、世の常です。検察の捜査に期待します。

落選運動を支援する会
http://rakusen-sien.com/topics/4099.html

希望はここに つながれ野党 「連帯兵庫みなせん」設立2016-02-14 21:07

  本日、神戸市で野党共闘を求める市民・政党討論集会と「連帯兵庫みなせん」設立集会が開催されました。
  集会には、民主党水岡俊一参議院議員、共産党、社民党、生活の党、新社会党、緑の党が参加し、私も緑の党兵庫県本部を代表して発言しました。
  各党、積極的に連携する方向性を示したのですが、共産党は参議院議員選挙の1人区は調整するが兵庫県のように複数区はそれぞれで頑張るべきと発言されました。維新の党は、参加しませんでした。
 野党がバラバラであれば、改憲派の自公おおさか維新の候補が有利になります。参議院選挙は、何らかの形で連携する必要がありますし、衆議院選挙は連携ができなければ、大幅に負けてしまいます。政権交代も夢のまた夢になります。
  改憲の問題だけではなく、経済政策、格差の解消、エネルギー政策など大きく転換しなければならない課題はたくさんあります。
  野党がつながり、人に優しく暮らしやすい社会を作るため、皆さんの声を野党に届けていただければ幸いです。

衆議院は4年任期を原則に 1回の選挙で約600億円の事務経費2016-02-15 11:04

 衆議院を解散し、衆議院議員選挙の言葉が耳に入り始めました。4月解散、衆参同日選など・・・。
憲法第45条には、「衆議院議員の任期は、四年とする。但し、衆議院解散の場合には、その期間満了前に終了する。」と規定されています。

 少し解説すると、①衆議院議員は4年の任期を保障することで、民意を受けて、一定の仕事をすることを期待されています。②衆議院の解散については、内閣不信任案の対抗措置としての解散以外に、恣意的解散は出来るという説と出来ないという説に分かれていますが、恣意的解散ができるとしても、現政権を延命させるのに有利か不利かで、選挙を行う事は本末転倒であることは言うまでもありません。

 とは言え民主党政権を含め、過去の政権はほとんどこの恣意的解散を行っています。その中には、吉田政権(6カ月)や小泉政権(1年10カ月)のように短期で解散する場合もありますが、任期3年過ぎてから解散する場合が、比較的多いようです。

 私も自治体議員の端くれですが、4年任期を保障されていることから、選挙後はしっかり仕事をすることができます。しかし、次の選挙が1年後か2年後になり、その選挙がいつ行われるのかわからなければ、次の選挙にいつでも対応できる体制を作っておかなければならず、まともに仕事が出来なくなります。これでは立法機能が大きく低下し、相対的に行政側(官僚)の力が強くなってしまいます。

 民主党から自民党に政権が戻った第46回衆議院議員選挙は2012年12月。安倍政権での最初の解散による第47回選挙は、安倍政権が始まってからわずか2年後の2014年12月。そして、その次の選挙が間もなく行われようとしています。

1回の衆議院議員選挙の選挙事務費用は1回約600億円。

 世論を把握するための手法としては、選挙だけではなく、課題がある現場に行って丁寧に意見を聞くことやアンケートを実施すること、シンポジウムをすること、予算編成過程の情報を公開し、パブリックコメントを取ること、国民(住民)投票を行うこともできます。
 また、参議院議員選挙が時期をずらして行われるので、時期に応じた民意を国会に反映できる仕組みにもなっています。

 衆議院議員の任期は4年。選挙には多額の費用が掛かかり、他に民意を把握する手法があることを考えると、そろそろ恣意的選挙から卒業する時期ではないでしょうか。

衆議院議員の元秘書 ブログで告発文章を書いた後に自殺?2016-02-15 17:24

 2月11日に、西宮市の路上に置いてある乗用車の中で、自民党の山田賢司衆議院議員(西宮市・芦屋市選出)の元秘書が、死亡しているのが発見されました。元秘書は、外傷がないことから練炭自殺を図った可能性が高いと報告される一方、遺体の損傷が激しく、解剖を行い、人定を急ぐとしています。
 実は、この秘書は、死亡前の2月6日、7日に、ブログに山田議員の金銭疑惑を書き込んでいたN氏ではないかと言われています。
 N氏はブログの書き込みで、「山田議員の文書滞在交通費の私的流用!?」「選挙買収」「収支報告書不実記載」などのタイトルの文章を書いていました。
 それらの事実関係はわかりませんが、その文章の中で「とにかく、私には自分に残された時間が余りにも短すぎて結末を見届ける事はできないと思う。」と気になる記載もありました。
 死亡原因は自殺だったのか、兵庫県警の徹底した捜査が望まれます。
 また、元秘書であるN氏に指摘された問題について山田議員の説明が求められます。

本日付の神戸新聞記事で、元秘書の野田哲範さんと確認され、遺書も出てきたようです。あとは金銭疑惑について、山田議員の説明が求められます。

神戸新聞記事
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201602/0008799258.shtml