大阪市 「ピラミッド」「タワー」禁止2016-02-10 12:29

 大阪市教委は、9日に「ピラミッド」「タワー」の禁止を決めました。昨年9月、ピラミッドの高さを5段に、タワーを3段に制限しましたが、昨年の体育大会で、タワー、ピラミッドで計7人が骨折したことから、新年度に市教委の会議で、全面禁止を決めました。
 日本スポーツ振興センターの資料では、2011年度から4年連続で児童・生徒が怪我をする事故が8千件を超え、14年度の骨折は2095件でした。14年度の事故の中には、重症骨折、脊髄損傷、内臓損傷などの重度外傷が84件ありました。
 この間、私も教育関係者などいろんな人と話して来ましたが、現役の先生などに聞くと、「しっかりと練習時間を取り、取り組めば危ないものではない」との話も聞きました。
 保護者の意見として、リスクはあるが、何物にも代えがたい一体感が得られ、ピラミッドは5段など一定制限した中で、存続すべきという意見も多数ありました。
 一方で、骨折などの危険のあるにもかかわらず、本人の意思に反し、強制的に参加させられることは許されず、止めるべきとの意見も少なからずありました。
愛知県教委では、ピラミッドは5段、タワーは3段が上限と学校に通知。長久市教委は、ピラミッドを4段までを目安とするとしています。
 学校現場においては、マスゲームなど全体が一旦感を持つ取り組みが他の無いのか検討することも必要でしょう。ピラミッドなどを継続する場合は、生徒本人の意思を尊重し安全なものだけに限定をする、高さを制限する(ピラミッド3~4段?、タワー2段?骨折する人が出ないところまで)、足元、周辺にマットを置く、上に上がる人は体に緩衝材を身につけるなど安全対策の徹底を図ることも考えられます。
 何より学校現場で、児童・生徒、保護者、教師などが、リスクを軽減するために、しっかり議論することが望まれます。(今回は、袋だたきになることを覚悟の上、議論のたたき台として、書いてみました。)