参議院選挙 熊本で初の野党共闘候補2015-12-24 10:29

 来年、夏に行われる参議院議員選挙で、民主、共産、維新、社民の各党は、弁護士の阿部ひろみ氏を擁立すると発表しました。緑の党グリーンズジャパンメンバーも、調整に加わっています。
 併せて、山形、新潟、石川、鳥取・島根、衆議院議員選挙北海道5区でも複数の野党が無所属候補を擁立する動きが進んでいます。
集団的自衛権を行使する有事法制を見直すことが最大の争点になりますが、格差の是正や放漫財政の見直し、原発の安全性確保と電源構成の割合を下げることなど持続可能な社会を作り上げるための課題も争点にすべきと考えます。
 一方、橋下市長は、自民、公明、おおさか維新の会で、憲法改正を目指すと表明しており、3団体で国会議員の3分の2を占めると集団的自衛権の行使などを含む憲法改正案が出て来る可能性が高まりました。
 国のあり方を問う重要な選挙になりますが、争点を明確化するためにも、兵庫県選挙区を含め野党共闘が各地で進んで行くことを期待します。

コメント

_ 吉田正人 ― 2016年01月12日 18:22

野党共闘が進むこと、とりわけ1人区や小選挙区での選挙協力は選挙の勝敗を決する重要なものになるでしょう。共産党を含む選挙協力は、いわゆる自公政権がやっている選挙協力に学んだものだと思いますので、強力なものになると思います。
とはいえ、新党大地が北海道5区で自民党の候補を支援するなど、自党の存在意義や生き残りをかける小政党同士、必ずしもうまくいっていないように思います。
民主党や連合が共産党との選挙協力に随分と否定的ですが、自党だけでは前回獲得した議席も維持できないような現状を理解できているのか大いに疑問ですし、連合が果たして本当の意味で「よりよく働ける環境・待遇」を目指す労働組合となっているのか大いに疑問です。どんな発言をしようが自由ですが、民主党や連合は、自党や組織の置かれた現状、組織票をロクにまとめられない現状を直視すべきだと私は思います。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策です。英語で猫は何といいますか。アルファベッド、小文字でお答え下さい。シー、エー、ティー

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://maruomaki.asablo.jp/blog/2015/12/24/7960280/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。