米 14歳少女が(カフェイン含有)エナジードリンク2本飲み死亡例2015-12-23 14:20

飲料容器へのカフェイン量と妊婦、子どもへの警告表示の義務付けが必要
 先日、カフェインの大量摂取で、20代男性の死亡したことが報道されましたが、アメリカでも14歳の少女が、カフェインが含まれるエナジードリンク2本を飲み、カフェインを480mg摂取したことが原因で、死亡したとの報道があります。病理解剖で「カフェインの毒性による心臓の不整脈」と判断され、2012年に裁判になっています。他にも因果関係がどこまで特定できているのかはわかりませんが、エナジードリンク飲用後に5件の死亡例がアメリカ食品医薬品局(FDA)に報告され、調査されたようです。
先日も書いたように、欧州食品安全機関(EFSA)は、今年5月にカフェイン摂取量を1日400mg未満に抑えた方が良いとの提言を発表、併せて妊娠中の女性は1日200mg未満(1日2杯)を推奨し、子どもは体重1kgあたり3mgを超えるべきではないと見解を示しています。
政府は、カフェイン含有量の多い飲料などについては、飲料容器にカフェイン量を示すと共に「特に妊婦、子どもの大量摂取は健康を害する恐れがある」との警告表示を義務付ける必要があるのではないでしょうか。
産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/news/150506/prm1505060020-n1.html

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