「脅迫」で民主主義は止まらない!2015-09-29 20:12

 安保関連法案の反対してきた学生団体シールズの中心メンバーである奥田愛基さんに「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の脅迫文が届きました。
 憲法で言論の自由、表現の自由、集会の自由などが保障されているにもかかわらず、脅迫によって、その自由を奪おうとする姿勢は許されることではありません。
 先日もアグネス・チャンさんが、「募金をつのっているのに豊かな生活をしていることが許せなかった」ということを理由に「ナイフでメッタ刺しにして殺しますよ」と脅迫されました。
 前回と今回の脅迫は、思考が浅く短絡的な犯行ということでは一致しているのでしょう。しかし、今回の脅迫は、民主主義というものを根底からひっくり返す危険性のある政治的な意図を強く感じるものです。「政府の言うこと、首相の言うことに従え」と。
 デモも、集会も、言論の自由も、政府をコントロールするために与えられた国民の権利です。犯人はその基本的なことさえ理解していないのでしょう。
 日本国憲法第12条に「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」と書かれています。
 シールズのメンバーは、「民主主義は止まらない。それを望む人がいる限り」と謳っています。私たちは、このような脅迫をはねのけて、自由を守り民主主義が止まらない状況を作り上げて行く必要があります。

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