兵庫県の犬、猫 殺処分数は全国一!2014-08-22 21:21

今日、私が属している兵庫県議会の健康福祉常任委員会が開催され、生活衛生確保対策等について、審議をしました。私は、ジェネリック医薬品の効果等についてと動物保護行政について聞きました。
その中で、2012年度の兵庫県内の犬、猫殺処分数が全国一だということがわかりました。従来から、兵庫県では、殺処分数が多いと聞いていましたが、少しびっくりです。
質疑と委員会後、私が担当者に要望した項目をお示しします。
成犬、成猫の譲渡は去勢、避妊して譲渡しているのですが、子犬、子猫の去勢、避妊は新たな飼い主にしてもらっていることから安価で避妊、去勢できるようにすること、市町で行っている地域猫の去勢、避妊の取り組みを支援すること、飼い主が安易に犬猫を持ち込まないように啓発すること、吠える犬、噛む犬も、少し落ち着くまで様子を見ることなどを要請しました。
委員会後のやり取りで、県担当者は、野良猫に餌やりする人がいるが、それが猫の繁殖数を増やし、殺処分される猫の増加にも影響しているという話もされていました。譲渡対象の犬は、ほぼ全て譲渡されているようですが、猫は譲渡希望者数より多く持ち込まれることから、最終的に殺処分されてしまいます。
野良猫に餌をやると、不幸な猫が増えるというのは、皮肉な現実です。皆さんにも、この問題を一緒に考えていただければ幸いです。異論、反論、大歓迎!
兵庫県議会健康福祉常任委員会質疑 録画46分程から
http://www.hyogokengikai.jp/broadcast/20140822.wvx

政務活動費改革 行きつ戻りつ!2014-08-22 22:04

月50万円の交付額については、公明党2割カット、自民党、民主党、共産党は1割カットを主張していましたが、本日、公明党は一旦1割カットし、その後、全体の執行率が8割になった時点で2割に削減するという提案をしました。賛同者はありませんでしたが、何とかもう少しカット幅を減らしたい公明党の意思は見えました。しかし、残念ながらこのまま1割カットで進んで行きそうな雰囲気です。
そもそも政務活動費のルーズな使い方をしていたのですから、最低3割などもっと大胆なカットが必要だと思います。

政務活動費を使ったグリーン車利用については、共産党が廃止を提案し、私も前回に賛同の意思を示しましたが、どの会派からも賛同の意思は示されませんでした。

収支報告書や会計帳簿のネット上での公開は決まりそうですが、まだまだ改革意思が弱い議会の状況です。