当て逃げ容疑 谷口県議釈明 説明は不十分2019-06-14 09:40

自民党会派を離脱した谷口俊介県議が、昨日マスコミに対し、当て逃げと弟を身代わり出頭させたことについて、状況説明したようです。

新聞報道では、スーパー駐車場の開閉バーの当て逃げ容疑について、「車に傷もなく、開閉バーも動いていたのでそのまま発信した」。犯人隠避教唆(犯人を隠すための指示をした)について、「警察から出頭要請があった後、弟から『僕が行くわ』と提案があり、簡単な事故報告でいいと思って任せた。(運転していたことを)隠そうという意図はなかった」と説明し、辞職の意思がないことも示したとのこと。

谷口議員の言い分が全て正しくても、当て逃げ容疑は、回避することは難しいでしょう。犯人隠避教唆について、弟が警察に出頭した時に「兄が運転していたが、簡単な事故報告でいいと思い、警察に来ました」と言っていれば、警察が犯人隠避教唆で書類送検することはなかったでしょう。警察と弟のやりとりの説明が必要です。

また、谷口議員の説明が事実なのであれば、なぜすぐに説明をしなかったのか、「弁護士に全て任せている」と説明を逃げたのかの説明がつきません。そこは谷口議員から改めての説明が必要だと思います。

もしも現時点で説明していることが、事実と異なるのであれば、あるいは検察が起訴をし、犯人隠避教唆について、有罪が確定したたのであれば、あるいは略式起訴をし、有罪を認めたのであれば、議会としては、辞職勧告する以外ないのではないでしょうか。

サンテレビ オンブズ申し入れの映像
https://www.youtube.com/watch?v=novTC8DGFlE