兵庫県議会改革 一般質問の質問者数を協議中2015-09-25 20:07

 6月議会の一般質問について、兵庫県議会だけが実施していないことがわかり、6月議会で一般質問を実施する方向で議論が進められています。参考までに、この6月議会で行われた一般質問は、暫定的に3日間15人が実施しました。
 6月議会の一般質問の質問者数についての各会派の意見ですが、自民党は1日5人のみ。共産党は15人以上。公明党、民主党、維新の党は、一般質問を実施すべきということまでしか言っていません。
 兵庫県議会のルールでは、議員は4年間に2回しか一般質問ができないことになっています。但し、自民党、民主党、公明党は、ベテラン議員が質問しない場合があり、その質問の権利をもらって4年に3~4回一般質問を行っている議員がいます。
 そのような状況もあり、特に自民党は一般質問回数を大きく増やすことには消極的です。
 ここで、私は近畿圏の自治体議会において、6月議会の一般質問の実施状況を調べてみました。
滋賀県議会:会派の代表が質問する代表質問1日・一般質問3日
京都府議会:代表質問2日・一般質問3日
大阪府議会:一般質問2日、和歌山県議会では一般質問4日
奈良県議会:代表質問2日・一般質問2日です。
大阪府議会を除いて、代表質問・一般質問を4~5日実施しています。
 兵庫県議会の自民党が提案する一般質問は1日だけにするのであれば、代表質問1日と併せ、2日しか質問をする日が確保できません。それでは大阪府議会と並んで近畿圏で最低の一般質問等の状況になります。
 しっかり議論し機能する県議会に改革するため、一般質問の日数、質問者数を増やす事は不可欠です。