鶴見俊輔さん死去「相手を理解した上で反論を」2015-07-25 10:41

 映画評論家の佐藤忠雄さんによると、鶴見さんは「相手の人生や論理を理解した上で反論すべきだ」と述べていたとのこと。
 最近、ブログやFBの書き込みに反論が来ることが良くあります。それは大歓迎なのですが、象徴的に取り上げた数字のみに反応して反論が来たり、文章の中で取り上げた登場人物に反応し主張してくるなど、全体の論旨を捉えずに、議論を吹っ掛ける傾向があるように感じています。
 また、文章の中で、主張を深く展開せずに、「バカ、頭悪いんじゃないの?」「死ね!」「左翼だから」「右翼だから」と、レッテルを貼って反論を終える傾向も目立ちます。
 「バカ」と主張することで、主張した本人はすっとするのかもしれませんが、それで主張が大きく拡がることはなく、相手も感情的な表現をまき散らすことになります。これも小さな憎しみの連鎖です。
 社会に広く考えを広めたいのであれば、誰に対しても、冷静に思いを込めてメッセージを書き、相手の主張もしっかり理解した上で、反論を書くということなのかなと考えています。もちろん暴言を受け止めるのは精神衛生上も良くないので、聞き流しほっておけばいいと思います。ときちんとできていない自分に言い聞かせています。
http://www.asahi.com/articles/ASH7S2TW4H7SPTFC001.html

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