丸尾 市に「し尿収集軒数水増し疑惑の調査申入書」提出!2020-09-11 10:23

 尼崎市は尼崎環境財団(理事長は副市長)に、し尿収集業務を委託しています。7月末に、元職員から丸尾に、し尿収集軒数が水増しされていると連絡があり調査を開始しました。
 私は8月26日に、し尿収集車の後を追い収集軒数を確認したところ、契約書行程表では121軒収集することになっていますが、実際には35軒しか収集していませんでした。
 他の日については、元職員が持っていたし尿収集車に備え付けられた住宅地図のコピーと元職員の証言を元に、収集軒数を推計し、市全体の合計収集軒数(推計)を求めました。
契約書行程表では429軒の収集になっていますが、実際の収集軒数(推計)は139軒。290軒が水増しされている計算になります。
 し尿収集業務の尼崎環境財団への委託額は3880万円程です。契約は収集軒数毎の契約ではないので、水増し請求にはなりません。
 が推測では、収集軒数が減っていく中、委託額の見直し議論にならないよう、収集軒数を水増ししていたのだと思います。
 そこで、その経緯経過など実態を明らかにすると共に、再発防止策に取り組み、委託額の見直しも検討すべきだと思います。
 さらに汲み取り式のトイレを水洗化するための補助金制度を創設したり、低所得者には配慮した上で、し尿収集を有料化するなど、将来的に汲み取り式のトイレを無くす方向で市として動きをつくっていくべきです。
 以上の提案、対応等について、市長に9月末までの回答をお願いしました。

緑の党ひょうご 兵庫県内42自治体に気候非常事態宣言を求める!2020-09-17 18:27

 緑の党グリーンズジャパン兵庫県本部(共同代表 山崎憲一、松本なみほ)は、本日17日、兵庫県、神戸市、尼崎市など県内42自治体(宣言実施済みもしくはまもなく実施予定の明石市、宝塚市を除く)に対し、気候非常事態の宣言を求める要望書を提出しました。
 要望書では、「いち早く貴自治体で気候非常事態宣言を行い、住民と共に省エネルギー・再生可能エネルギー拡大による地域活性化を実現して下さい。」としています。

尼崎市回答 し尿収集回数水増し疑惑 水増しなし!契約金額見直さない!2020-09-30 21:34

 尼崎市の回答は、し尿収集回数を水増し報告しているのに水増しを認めませんでした。一方で尼崎環境財団からの報告書は適切ではなかったとしています。
 契約書に添付されている行程表では429軒のし尿を収集と記載されていますが、し尿貯留槽数では収集ヵ所が166ヵ所だったとのこと。し尿貯留総数は収集軒数+αですが、近い数値になります。これを水増しと呼ばずして、何と呼ぶのでしょうか?
 委託金額については、定期収集は減っているが、臨時収集が増えているので、市の回答は「委託金額の見直しは必要ない」としています。しかし、2012年度の定期収集514世帯から2020年度は140~170世帯へと最低でも3分の1になっています。臨時収集は、1回当たり2012年度約25件から約38件へと13件増加。定期収集が1日最低でも340件程減って、臨時収集が1日13件増えています。どう考えても業務量は大幅に減っており契約金額の見直しは必要だと思います。
 明日以降の市議会での議論を期待しています。