新年明けましておめでとうございます2017-01-02 12:11

笑門来福
新年明けましておめでとうございます

「人生は一度きりで、すぐに過ぎ去ってしまうんだよ」
ホセヒムカさんが、「家族や友人との時間を大切に」と日本人の働き過ぎに苦言を呈した時の言葉です。

心に残ったもう一つの言葉は、「本当のリーダーとは、多くの事を成し遂げる者ではなく、自分を遥かに超えるような人材を育てる者」。

私を遥かに超える人材は世間に山ほどいるのですが、その人に、どのように政治の世界に関わってもらうのかが、今年の課題です。

閉塞感のある社会の中で、現状を打破するために、宣伝上手で中身の薄い政治家を選ぶ傾向がありますが、財政、環境、教育、福祉などきちんと将来を見据え、市民との対話を重視し、憲法や税金の使い方について、ルールを守るまともな政治家を育てたいものです。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年の初仕事は「子ども食堂」見学!2017-01-04 19:20

 今日は、コープ神戸園田店の集会室で行われている「みんなでお昼ご飯会」のお手伝いと見学をして来ました。

 ここは、社協の地域福祉専門委員とも連携し、コープサークルの人たちが中心となって運営しています。小学校のPTA会長もボランティアとして参加しており、学校にも「ご飯会」の案内を配布することができているようです。

 ここは、人と場の条件が一定揃っていますが、子どもたちとボランティアに「子ども食堂」に、継続的に参加してもらうためには、それなりの工夫が必要だなと感じました。
 
大人参加費300円、小中学生は無料。高齢者を含め誰でもが参加可能です。
食材は、賞味期限内で、コープ園田店店内から下げられた食材を中心に活用していました。

 あいにく、子どもたちは数名の参加でしたが、学校給食の無い年末年始にも子ども食堂を開設していただけるのはありがたいことです。

今年も「子ども食堂」が各地に出来、子どもたちの食と学びの支援が拡がればと思います。

もちろん、格差を是正する政府の積極的取り組みが重要なのは、言うまでもありません。

県実施 植林事業をチェック 「木が生えていない???」2017-01-06 22:43

 兵庫県当局は、野生動物を育成するため、山に広葉樹(動物の餌である実がなる)を植える事業を実施していますが、日本熊森協会から、その事業で広葉樹がほとんど育っていないと連絡がありました。

 そこで、本日、熊森協会の森山会長などに案内していただき、宍粟市で実施された植林事業を見に行って来ました。

かなり急な山道を登り、実際に現地を見てみると木はほとんど育っていません。他の同様の事業も、あまりうまく行っていないという話を聞きます。

 整備面積を増やす事だけがミッションとなり、木をきちんと生育していくことが、ミッションになっていないことから、こういうことが起こります。目的と手段を取り違える典型的な例です。これも税金の無駄遣い。

 野生動物と共存できる山の回復をしていくことは、非常に重要な課題であり、この事業をきちんと検証していく必要があります。

富山で開催される学習会の準備中 力はないですが最後のテコ入れ(笑)2017-01-16 10:36

富山市では、かなり雪が積もったようです。その富山市で、次の日曜日に「おへその学校とやま」が開催され、兵庫県議会での改革をテーマに、講師を務めて来ます。
テーマは「兵庫県議会に学ぶ学習会&富山市・富山県議会を変える作戦会議」。

この間、富山市では、北日本新聞社主催のシンポジウムに、池上彰さんなどと共にパネラーを務めさせていただき、北日本新聞社だけではなく、中日新聞、地元チューリップテレビなどからの取材もチラホラ受けています。

富山県議会は、兵庫県議会の改革内容を参考に議会改革を進めており、富山市議会も改革真っ最中。兵庫県議会だけが、突出して良くなることはなく、全国的に改革が進むことで、取り組みが定着し、お互いに改革内容を競うことで、さらに全国の改革が進みます。

今回が最後のテコ入れになるかもしれませんが、富山市議会・県議会の改革を前に進めるため、頑張って来ます。

震災を忘れない 震災から学ぶ2017-01-17 16:11

今から22年前。阪神大震災が起こり、7千名近くの方が亡くなられました。

私も地震の時の記憶は鮮明に覚えています。早朝に突然、何かが次々と体に落ちて来て、目が覚め、この世が終わるのだと覚悟しました。揺れが収まった後、周りを見てみると、布団の上に本が散乱し、頭のすぐ横に、スチール製の本棚が倒れていました。少し本棚の倒れる位置がずれていたら、大怪我をしていたかもしれません。

当時は市議になって1年半後でしたが、家を片付けた後は、近所を回り、大丈夫でしたかと声をかけて歩きました。近くの会館では避難者が避難しており、夕方に「弁当を持ってこい」と怒鳴られたのを思い出します。
その後は延々と避難所回り。避難者の要望を聞くと共に、仮設住宅や公営住宅の募集状況や様々な支援内容を通信にまとめ、避難者に伝えて行きました。市内に数十カ所避難所があったことから、震災から3週間後くらいにやっと訪れた避難所では、「今頃、何しに来たんや!」とまた怒鳴られます。

避難者支援情報を渡し、引っ越しや針灸マッサージのボランティアに入り、少しずつ避難者と関係を作っていきました。避難者の方々とは、今もやり取りが続いています。

震災を忘れてはいけません。東南海地震は、30年以内に70%確立で起こると言われています。十分な備えをすると共に、子どもたちにそのことを語り継ぐことが必要です。

困った時はお互い様。ご近所を含め普段から、地域の人たちとの関係作りも大切だと思います。地震の被害を受けた地域には、皆で復興のための協力ができれば、困った時に助けてもらえます。国と国の関係もしかり。

今日の避難訓練で改めて思ったことです。