勝手な道路開発 淡路市に安全対策を要望2015-10-29 08:53

 27日は7年前に民間団体が山を削り勝手に道路工事をしたと言われる淡路市の現場を見に行きました。(実際には、市も一定の関与)
 5年前にも、住民からの要請を受け、地質学の専門家に意見書を書いてもらい、土石流危険区域なので、堰堤の設置、ため池の土砂の撤去など早期に安全対策を行うよう淡路市に申し入れました。
 しかし、まだ十分な対応をしておらず、改めて淡路市に対策を取るよう申し入れると共に、兵庫県洲本土木事務所にも、淡路市にアドバイス等行うよう要請しました。下流域には、住民が生活しているにもかかわらず、信じられない対応です。災害が起こらないよう早期の対応が望まれます。
 なお、この問題は2010年に毎日放送で報道されています。

兵庫県議会維新の会 議員報酬3割カット提案 県議会で否決!2015-10-29 22:49

大阪市長選、大阪府知事選に向けたパフォーマンス?本気であれば再チャレンジを!
 本日29日、県議会最終日に維新の会が、現在月84万円(条例上88万円 5%カット中)の議員報酬を、条例上の額から3割カットし、月61万6千円とすると共に、正副議長の役職加算についても、同様に削減する提案をしました。
 但し、維新の会は、県議選後開催されたに新議会世話人会で、「今年度中は84万円のままでいい」と了承しており、その意思をひっくり返したことについて、他の議員に納得してもらうことはできませんでした。
 また、議員報酬の減額案について議論した会派代表者会(非公開)では、維新の会は、当初、報酬を減額する条例の施行日を来年4月1日と提案したのですが、途中で今年12月1日に変更したことから、大阪府知事選、大阪市長選前に向けたパフォーマンスだと他の議員に受け取られ、議員報酬を見直したくない議員に、言い訳をする余地を与えてしまいました。来年4月1日条例施行なのであれば、10月ではなく12月議会での提案でも問題なかったということになります。
 維新の会の提案は、大阪府知事選、大阪市長選向けパフォーマンスであったことは、間違いないと私も感じています。一方で、兵庫県議会維新の会に所属する議員は、真面目な議員も多く、議員報酬を削減しようとしているのも事実だと思います。
結局、維新の会の提案に対し、採決では、共産党、樫野議員、丸尾が賛成し、自民党は「新議会世話人会で確認してきた」「既に一定の減額をしている」「検討するための時間がない」などと意見を述べ反対、民主党も「代表者会で確認してきた」などの理由で反対、公明党は「2月定例会に向けて検討すべき」などの理由を述べ退席し、提案は否決されました。
この維新の動きで、改革の目をつぶした可能性もあります。が、マスコミの取り扱い方によっては、次の可能性が残るかもしれません。今後も改革の可能性を探っていきたいと思います。維新の会も、本気で改革をしようと思っているのであれば、再チャレンジをし、合意できるところを探りましょう。
なお、本日の議会では、知事提案ではなく、各会派の議員の連名で「中小企業の振興に関する条例」が提案され可決しました。議会が、主体的に条例提案を行う機運が出てきたことは、大変評価できます。