21号台風 公園などの木が電線を切ったかどうか関電に質問!2018-10-24 21:27

 公園などの木が通信線などに接触しているところがチラホラあります。それが停電の原因になったのでは?と複数の方から情報をいただいたので、関西電力に事実関係を確認しました。

 もしも公園の木が電線を切ったのであれば、各地の木の枝を早急に伐採する必要があります。

 しかし関電からの回答は、木の接触により停電はなかったとのことでした。今後、関電には、電線の強度を上げるなど停電しにくい環境作りを進めていただきたいと思います。

兵庫県議会議員 丸尾 様
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、9月4日に襲来した台風21号の影響により、長時間の停電を発生させ、ご不便とご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。
台風21号では近畿各地で電柱の倒壊や飛来物による電線の断線、電力設備への接触などにより被害が広範囲に発生いたしました。神戸エリアでも多くの被害が発生しましたが、尼崎市内では樹木接触による断線等はなく、強風や飛来物が原因の断線が主な停電要因になっております。(樹木の破片などの飛来により断線に至ったものかどうかは把握できておりません)
なお、公園などの樹木において、他社通信線等に接触している箇所はありますが、電力設備については停電事故が発生しないよう、定期的に巡回を行い、処置が必要な箇所は樹木の管理者と協議調整のうえ、適宜伐採等を実施しております。加えて台風21号通過後は、臨時巡回を行い、電力設備の点検を実施しております。
社内において、9月14日に「台風21号対応検証委員会」を設置し、改善策の検討を進めております。今後も引続き、皆さまの暮らしを支えていけるよう、電気の安全・安定供給の使命を全うしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

54歳を迎えて 「今後は課題を絞り込み 次世代の育成に力を尽くします」2018-10-25 20:14

 先輩方から見ると、まだまだこれからなのでしょうが、54歳になったことに喜びよりも正直驚きと戸惑いがあります。人生の過ぎる時間がなんと早いことか。60歳まであと6年。

 これまでは、議員活動も、日常活動も、目の前に出てきた課題に次々対応していく活動の仕方だったのですが、このままでは、いずれも中途半端に終わってしまいそうです。

 もちろんそのような動き方もしつつ、次世代のために、残りの人生で取り組んでおかないといけない大きな課題を絞り込み、それだけはリタイアするまでにやりきらなければならないと考えています。絞り込みはこれからです。

 その課題の大きな1つは次の世代を育てること。もしかしたらそれが全てかもしれません。

 じっくり考えながら、残りの人生を無駄にせず、みんなが幸せと感じる社会を、みんなと一緒に作っていけるよう活動していきたいと考えています。

 たくさんの誕生日のお祝いコメントをいただき本当にありがとうございます。一つひとつのお祝いのコメントを力にして、今後の活動に活かしていきます。

受取拒否した費用弁償176万円の受け取り手続きを実施! 基金を作り被災地支援などに2018-10-27 11:24

 約12年前私が県議になってから県議会に出席する毎に1日7000円支給されていた費用弁償(交通費等)が実費とかけ離れお手盛りだと、私は総額約176万5000円を受取拒否しました。

 ところが、約2年前に議会事務局から、費用弁償を受け取らず時効(来年3月末)が来ると、公職選挙法の寄付行為が成立すると通知されました。

 この間、費用弁償を受け取り拒否し、議長に費用弁書の見直しを求め申し入れたことが、テレビや新聞でも報道されました。それらの動きが功を奏し、今任期から、費用弁償は公共交通機関交通費実費(車利用者は別算定)へと見直されました。

 既にお手盛り制度はなくなり、費用弁償は実費しか支払われておらず、公職選挙法違反のリスクを冒してまで、費用弁償を受取拒否する理由はなくなりました。そこで昨日176万円の受け取り手続きをしました。

 今後、基金を作り、被災地への寄付や被災地支援活動の経費、市民が参加できる研究会開催費用、通信の発行費用など公益目的のために使うことにしました。県政報告紙、ブログ等で随時支出状況を報告していきます。ご理解をいただきますようよろしくお願い致します。

橋本健元神戸市議 神戸地裁判決 「懲役1年6ヵ月執行猶予4年」2018-10-29 21:29

今日、神戸地裁において、神戸市議会政務活動費約690万円を騙し取ったとして、橋本健元神戸市議が詐欺に問われた事件の判決がありました。

裁判官は、橋本さんについて「大胆かつ身勝手、コンプライアンスの意識の低さ、厳しい批判を免れない」などとする一方「被害額を返還し、市議を辞職しており、今回に限り執行猶予をつける」と述べました。

そもそも野々村龍太郎元兵庫県議の政務活動費の詐欺が明らかになるまで、同種の問題は刑事事件にさえ問われなかったことを考えると、今回も有罪判決が出たことは、大きな前進です。

しかし、公費のチェックをすべき議員が、逆に不正を働いたのですから、再発防止という観点からも、もっと厳しい判決を下すべきだと思います。

懲役3年執行猶予4年の判決が下された野々村さんの事件と比べてみると、詐取金額は野々村さん約900万円に対し、橋本さんは約700万円、野々村さんは詐取したお金を遊興費に使ったかどうかはわからず、橋本さんはキャバクラ代など遊興費にも使っていました。お金に困っていないのに犯行に及んだのはどちらも同じ。野々村さんは、犯行を否認し、橋本さんは犯行を認めました。橋本さんは第3者である印刷業者を巻き込み犯行に及びました。

両件を総合的に考えた時に、犯行の悪質さは、どちらも同じで、犯行を認めたかどうかの反省の度合いで、刑罰の評価が大きく分かれたのかなと思います。

これを機に、議会での公費の不正使用が根絶されることを期待します。併せて、政務活動費が、今後、市民のために有効に使われるのか、市民による継続的なチェックが必要だと考えます。