大阪維新の会 政活費不正使用と処分のデタラメさ2015-10-18 12:07

 今年6月、次の2件の新聞報道がありました。「大阪維新の会所属の本田リエ大阪市議は、健康食品会社からインクを3604円で購入したが、実際にはお茶を買っており、収支報告書を修正する考えを示した。」
「大阪維新の会大阪府議、市議の一部が、大阪市内のホテルで行われた飲食を伴う会合の費用を政務活動費から充てていたことが明らかになった。政務活動費から維新府議10人が会費全額を、市議2人は半額を支出したが、領収書は大阪維新の会が発行したものだった。」
 会合への参加が地域政党としての活動であれば、公費を支出することができず、不透明な会計処理が行われていることが明らかになりました。
 7月の新聞報道「大阪維新の会の伊藤良夏大阪市議が、購入価格400~500万円の高級車レクサスをリースしているとして政務活動費を支出していたが、実際にはローン代だったとして約80万円を返還。」
 この問題は、母親が契約を間違えたと母親に責任を転嫁していましたが、説明は極めて不自然で、意図的な詐欺行為であったとしか考えられません。
 10月の新聞報道「大阪維新の会の小林由佳堺市議が、配布されていない政策ビラの印刷や配布代金約285万円を政務活動費から支出し、その全額を返還する方針とのこと。その印刷を請け負っていたのは、小林市議の元秘書の黒瀬大堺市議。」
 これも詐欺行為の可能性が高く、17日橋下徹代表が両議員の処分を検討すると発表しました。
 一方、同じく詐欺行為だと考えられる伊藤良夏大阪市議の場合は、普通の価値基準では除名相当だと考えられるのですが、厳重注意処分で済ませいてます。


 大阪維新の会に所属する議員の政務活動費の不正使用や、処分のデタラメさを見ていると、既に大阪維新の会に改革派イメージは無く、既成政党よりも悪質なことをし、自浄能力もない地域政党だと感じています。
 この大阪維新の会に再生の道はあるのでしょうか?