丸尾異議申し立て 県版「桜を見る会」参加者名簿 公開範囲が大幅拡大!2020-12-30 19:04

知事後援会長も参加
昨年、丸尾は兵庫県版桜を見る会である「花と緑を愛でる会」の2018年度、2019年度の参加者名簿を情報公開請求しました。
すると、市町長などの氏名は公開されましたが、公開は全体の5~6%に止まり、他の参加者の多くは非公開になりました。
それが不服だということで、昨年12月に審査請求(異議申し立て)したところ、今年10月27日に、団体の代表者等は公開が妥当などと、情報公開・個人情報保護審議会から公開範囲の拡大を求める答申が出され、昨日、公開範囲を広げる決定がされました。
その結果、2018年度分については、氏名の公開範囲の拡大はごく一部に止まりましたが、2019年度分については、別紙にあるように7割ほどの氏名が公開されました。その中には、井戸知事の後援会長もおり、兵庫県関係団体会長として招待されていました。
今後も花と緑を愛でる会のあり方と、招待者が透明性の高い選定になるよう、引き続き厳しくチェックしていきたいと思います。

知事・議長公用車センチュリーの契約解除とリース替えを!2020-12-03 19:43

 今回、知事公用車、議長公用車の問題が、県議会決算特別委員会で取り上げられ、マスコミでも大きく報道されました。
 県財政が厳しい中で、知事・議長公用車を、レクサスから、最高級車であるセンチュリーに切り替え7年間のリース料が従来は約2800万円であったのが、約4200万円に跳ね上がったことは、県民感情として理解が出来ません。
 また、2050年温室効果ガス実質ゼロを目指すためには、リッター12kmというような燃費の悪い車では無く、リッター30~40kmの低燃費車か電気自動車、燃料電池車などにすべきでした。100歩譲って、レクサスであれば購入価格が約600万円しますが、1ℓ25.1km 走る2500ccのハイブリッド車であれば、最低限の環境性能も確保出来ました。

 知事・議長公用車センチュリーのリースについて、早期に契約解除し、早急に環境配慮型の低燃費車、電気自動車、燃料電池車などに借り換えるよう求めます。
 なお、契約解除時に発生する費用は、リース料総額-(リース月額×経過月数)+予定残価(リース期間後7年後に売れるであろう額 リース会社が算定)-残存価値(売却見込額 リース会社が算定)ということになります。
 そのシミュレーションをしてみますが、来年4月に借り換えを想定して計算してみます。リース料総額は約2091.6万円、経過月数は来年4月からの切り替えを考え3月までの支払いにし20ヵ月分とします。その金額は498万円。
 予定残価については、元ディーラー社員によると、車を登録すると、その時点で3割価値が下がり、さらに1年毎に1割価値が下がると見込むようなので、それを参考にして求めます。それで計算するとリースが終了する8年目に、残存価値は約7,030,000円になります。
 参考までに、11月2日時点で、2010年式のセンチュリーが3,930,000円で販売されています。
 残存価値については、11月1日時点でWEB上では、2019年センチュリーが16,990,000円で販売されており、それで基に設定してみます。同じくリース会社の利益を1割見込み15,291,000円と設定
その上で計算してみると、20,916,000円-4,980,000円+7,030,000円-15,291,000円=7,675,000円となり、実質の追加負担は約7,675,000円ということになります。
 元ディーラー社員に教えていただいた計算式で査定額を求めてみると約13,180,000円になります。リース会社の利益を1割見込み15,291,000円と設定。その上で、追加負担を計算してみると、20,916,000円-4,980,000円+5,400,000円-11,862,000円=9,474,000になります。つまり、追加負担見込みは、7,675,000~9,474,000円です。さらに高く見積もっても、追加負担は1000万円以内で済むものと考えられます。
 ここはリース会社に、解約時の見積もりを出していただき、それに基づき議論していく必要があります。

 その上で、残り5年4ヵ月で追加負担を発生させないため、県は来年3月末までに、1台約498万円のリース料を支払うので、損害金との合計額、つまり県が3月末で契約解除した時の県の総支払額は1台約1,445万円になります。
 7年間リース料総額は1台2091.6万円なので、残り5年4カ月の間、この総支払額との差約646万円以内のリース料総額の車に乗れば、実質負担無しで、車の借り換えが出来ることになります。リース料総額と販売額は近い金額になるため、646万円以内の車を借りれば良いことになります。
 多くの首長が乗っている燃費1ℓ30㎞程度のハイブリッドカーにすると、300万円前後で購入(もしくはリース)することが出来ます。センチュリーに乗り続けるより、1台あたり346万円程の県の予算が節約出来る計算です。2台で約692万円の節約になります。
 
 以上のことを考慮し、来年3月末にセンチュリーを契約解除し、低燃費車などにリース替えすることを求めます。

丸尾まきチャンネル「兵庫県 センチュリーを解約しリース車変更を!」
https://www.youtube.com/watch?v=V_uN_8XCjOg

政活費使途巡り尼崎市長に2回目勧告 市監査委員2020-11-17 14:05

本日付の朝日新聞で報道。
尼崎市議会の4会派(あまがさき志誠の会、維新の会、共産党、公明党)が政務活動費を使って発行した会派広報紙について、市監査委員は、政務活動費の使い方が適切だったかどうか、市議会に検討と報告を求めるよう稲村和美市長に勧告を出しました。
4会派の広報紙と維新の会の会派HPについては、所属議員の宣伝になっているとして、政務活動費を使うのは違法もしくは違法性があると、市民オンブズ尼崎が市監査委員に住民監査請求を出していました。返還請求額は、あまがさき志誠の会約174,000円、維新の会約232,000円、公明党約230,000円、共産党約9,000円でした。
監査委員は監査結果で、会派広報紙について、「市議会、市長双方とも高裁判決に沿った対応を行う考えのないことを示している。~中略~ 監査委員としてこれを容認出来るものではない」と指摘。
維新の会HPについて、監査委員は「違法な財務会計行為は是正を図ることが必要である」とし、返還額については、「違法性が認められる分の返還額を含め、市議会の自律的な判断により決定すべきもの」との考え方を示しました。
その上で、市議会に対し、新たな規程に照らして、会派広報紙が適切であったのかどうか検討することと維新の会HPについては、新たな規程を作り、それに照らして適切であったかどうか検討し、報告するよう市長に求めました。報告期限は12月15日です。
市長と市議会が今度こそ、高裁判決に沿って、適切な対応をするよう強く求めたいと思います。

詳しくは監査委員監査結果
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/162/20201113juukankekka-2.pdf

尼崎市議会「あまがさき志誠の会」広報紙 丸尾が登場 動機は逆恨み?2020-11-04 15:14


今回のあまがさき志誠の会広報紙に、私の名前が出ています。
昨年発行した環境団体が作成した広報紙に、私の写真や活動などが紹介されており、その印刷代に市の予算(15万円前後?)が出ていたことから、市の団体広報紙に対するチェック体制などに問題があったのでは無いかとの記事です。
私は、印刷代に公費が100%出ていたことは知りませんでしたが、市と関係の深い団体なので、記事を作成すると話があった時に、私の環境活動を中心に書いて欲しいと要望し、途中で修正依頼もしました。最後は市と環境団体の判断だと思い、それ以上口を挟みませんでした。
通信の内容に関する環境団体の方針は、市民や議員に関わらず、いろんな環境活動家を紹介していく予定であり、先では、環境活動をする別の議員を紹介することも考えていたようです。
広報紙発行後、市議会で問題になりました。問題を繰り返し取り上げたのは、あまさき志誠の会と維新の会。「丸尾は記事の内容を確認していたのか」「市のチェック体制は不十分では?」などと。そして、今回発行されたあまがさき志誠の会の記事に取り上げられました。
市のチェック体制を問題にするのはわかるのですが、団体から記事に取り上げたいと依頼されただけで、発行責任もない私の名前が何度も議会や会派広報紙で繰り返し取り上げることに、大きな違和感を持ちます。私を叩くことが目的なのではと。
というのは、昨年8月大阪高裁は、政務活動費で作成した新政会(メンバーはあまがさき志誠の会に合流)、維新の会広報紙代について、市政等との報告と合理的関連が認められない顔写真、プロフィールなどの記事は議員個人の周知及び宣伝をするものと評価され、目的外の違法支出だということで、新政会に約116万円、維新の会に約25万円の返還を求めました。そして今年の3月に最高裁でその判決が確定しました。
その裁判の原告が市民オンブズ尼崎のメンバーで、私も同団体のメンバーであることから、その逆恨みで、今回の一連の動きが行なわれているのではないかと私の周りの人たちは考えています。
2会派の広報紙は、過剰な自己宣伝であり、明らかに違法行為。環境団体の広報紙は、人を紹介して、活動を拡げていくという目的に沿ったもので100%合法です。
今回のあまがさき志誠の会広報紙も100%公費を使っています。先に、自分たちの政務活動費の違法支出を会派報やfbなどで報告すべきでしょう。
また、この人達には、環境団体の人たちがどんなに苦しみ、悲しんでいるのかが理解出来ないのでしょうか。
この問題に対する皆さんの率直なご意見をお聞かせ下さい。

都構想とは何だったのか?あれこれ2020-11-02 10:04

全体がふわっとした話でしたが、大阪市を解体し、大阪市の財源の一部を府に移し、カジノや万博、大型開発等の財源にすることが目的だったのでは・・・。それで豊かな社会が訪れるとは到底思えませんが・・・。

民主主義にコストはつきものですが住民投票は一度で十分。特定政党の維持、存続のために、多額の公金が使われた感があります。

住民等の疑問や意見について提案者がデマと決めつけるのも大問題です。きちんと数字を出し、より丁寧な説明が必要でした。
住民の分断を生み後味悪し。

反対派は、今の大阪市を維持し、どう社会を変えていくのか、大阪市改革ビジョンのようなものを示すことができていれば、ここまで賛否が拮抗することはなかったのかもしれません。

どちらにしても政党、政治家の甘い話には気をつけましょう。