激安上海ツアー 中国の一部を垣間見る2018-04-02 21:11

3月30日から4月1日まで、2人で総額2.5万円という激安ツアー(1人分無料)に息子と行ってきました。上海の街は、以前にバスで街を通り過ぎたことはありますが、滞在するのは初めてです。

空港に着くと、地下鉄もあるのですが、リニアモーターカーに乗って、市街地に入りました。日本のように、人口減少社会の中で、新幹線を走らせ、飛行機が飛び、そこにリニアモーターカーを走らせるのは、自然も破壊し、採算上も成り立たないのではないかと思いますが、上海のように空港から市街地までのリニアモータカーの利用であれば、大きな赤字は出ないのかもしれません。但し、強烈な電磁波が出るイメージがあるので、そこは十分な対策が望まれます。

町中では、電動のオートバイが車道、歩道問わず走っており、かなり危険な状態です。車は静かなものが多く、ガソリン車も一部ありますが、電動自動車がかなり普及しているのではとの感想を持ちました。レンタル電動自転車が駅前など各所に置いており、日本より、レンタル自転車の普及は進んでいます。

大気環境が悪いと思ったのですが、町中で大気汚染の変な臭いがすることもなく、車やオートバイの電動化の影響が出てきているのかもしれません。

煙草については、あちこちで煙草を吸う人はいましたが、ホテルや入った飲食店などは全て禁煙。閉鎖された空間では吸わないというルールが確立しているのでしょうか。バーなどお酒が出るところがどうなのかは不明です。

社会の格差については、ランボルギーニカウンタックなどの超高級車が町中を走っている一方で、町には、物乞いをする人がチラホラおり、激しい格差を感じました。社会保障は充実していると思っていたのですが、障がい者福祉という分野は特に弱いのかもしれません。町で、物乞いをする方以外、障がいを持つ方と出会うことはありませんでした。私企業が増え、資本主義経済化が進み、大金持ちが出てくる一方、社会保障制度も変化しているようです。

FBやインスタグラムなどのSNSやヤフーの検索サイトなどが使用できませんでした。国が規制しているようです。息子の調べでは,中国内のSNSなどがあるようで、それらは自由に使えるようです。これも、他国から過剰に経済支配されない術なのでしょう。

テロ対策は徹底していました。リニアモーターカーや地下鉄に乗る時は,必ず日本の空港のように荷物をX線にかけ、銃器などを持ち込まないようチェックしていました。地下鉄構内にはガスマスクも設置されていました。

風邪がぶり返し、あまりいろんな場所には行けませんでしたが、興味深い上海旅行でした。

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