公営フリースクールを私立校生徒にも使わせて2018-02-13 21:38

多くの自治体では、不登校児童生徒の受け皿として、勉強や遊びも取り入れた適応指導教室(公営フリースクール)を設置しています。ここに通うことで、学校を出席扱いにしてもらうこともできます。

 ところが尼崎市では、私立の学校に通う生徒の保護者が適応指導教室の利用を申し出たところ、「私立校の児童、生徒は、この教室を使えない」と回答したようです。

 先日、市教委に事実関係を確認してもらったところ、私立校の生徒が利用出来ない規定は何もありませんでした。ただ、私立校とは、細かな情報交換等ができず、出席認定もしてもらえないと考えられることから、適用指導教室を使用しても、あまりメリットがないとのことでした。

 もしもそうだとしても、学校に行けず、適応指導教室に通うことができれば、次の学校復帰にも繋がるかもしれません。

 尼崎市教委だけではなく、教育委員会は、私立校だからといって、児童・生徒の自治体教育施設等の利用を拒むのではなく、子どもたちの豊かな育ちのために、柔軟に対応して欲しいと思います。尼崎市教委からは、「対応の改善を図っていく」と回答いただきました。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策です。英語で猫は何といいますか。アルファベッド、小文字でお答え下さい。シー、エー、ティー

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://maruomaki.asablo.jp/blog/2018/02/13/8787419/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。