「小中学校修学旅行で入札(見積もり合わせ)の実施を」2017-09-01 09:32

8月30日丸尾から尼崎市教委への以下の申し入れを行いました。
・修学旅行の契約については、必ず見積もり合わせを行うこと。
・関係資料については、一定期間保存すること。

 2013~15年度の尼崎市内の小中学校の修学旅行の契約状況等を情報公開請求しました。小学校においては、見積もり合わせが行われていない状況が一般的なようです。2015年度分の資料を見ると、小学校41校中32校において、見積金額のわかる資料が存在していませんでした。また、2015年度に実際に見積もり合わせを行っていたのは4校だけでした。別途確認した2016年度についても、見積もり合わせを行ったのは3校でした。

 中学校においても、2015年度の資料を見ると、17校中11校において、見積もり合わせの資料が存在していませんでした。中学校は14校が見積もり合わせを行っており、見積もり合わせを行っていなかったのが3校でした。2016年度についても、見積もり合わせを行っていたのは3校でした。

 子どもの貧困問題が取りざたされる中、学校での修学旅行代などの契約方法等についても点検し、少しでも安価で質が高いものにする必要があります。また、旅行業者と学校との変な癒着を生まないためにも、見積もり合わせを実施することが必要だと考えます。

 申し入れ後、尼崎市教委学校教育課から、既に今年度から見積もり合わせを行うよう指示を出していること、資料は5年間保存する方向で検討していることなどの回答をもらいました。

コメント

_ 勝 ― 2017年09月10日 17:51

子供の貧困対策のため、修学旅行費、制服代、体操服・水着・柔道着・上履き代等学校用品代の見直しは必要不可欠だろうと思います。

同時に、子供の貧困対策としての給付型奨学金等の就学援助にせよ、生活保護法による教育扶助にせよ、原資は税金です。
修学旅行のように旅行業代理店の高額な言い値は、税金の不適切な使い方と言わざるを得ません。

修学旅行の教育的意義について再検討することを含め、学校版「事業仕分け」のような仕組みを導入してみてはどうでしょうか?

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