リベラル・改革派新党の立ち上げを!2017-09-30 11:14

 この間、経済のグローバル化が進み、その是正策やセーフティネットが不十分なことから、一部の人に富が集中し、格差が拡大するような仕組みが作り上げられてきました。
 自民党と希望の党という保守二大政党制に移行すれば、経済を優先し、平和の問題は置き去りにし、格差の是正などは放置されたままになる可能性もあります。

 保守とリベラルを軸とした二大政党で切磋琢磨する方が、健全で暮らしやすい社会が創られるのだと思います。

 私は、地方議員として24年活動してきましたが、傾向として保守系の人はあまり勉強せず、多くのことを行政側に任せ、特定の人の利益誘導を一生懸命やっているというという姿しか見えていません。

 保守系議員の公費の使い方はかなり杜撰でした。公益に対する意識は低く、利用できるものは何でも利用するという厚かましさが見て取れます。民進党系の議員の中でも、公費の不正使用をする人はいましたが、全体で見ると自民や維新ほどの悪さはしておらず、随分ましでした。

 もちろん自民や維新の中でも、真面目で優秀な人たちは少数ですが存在しています。この人たちとは、テーマテーマで連携していく必要があります。
 
 但し、リベラルの側も不正追及などは消極的で、この人たちだけでは、十分な改革は出来ないのだろうと思います。

 今すべきことは、リベラル派を軸として保守良識派を含めた改革派が連携することです。リベラルだけで纏まろうとすると、小さな纏まりにしかならず、小選挙区では対抗軸にはなりません。

 特に民進党で選別されそうな人は選別されるまで待つのではなく、リベラル改革派新党を立ち上げるべきです。それに共感する市民は少なからずいると思います。また、そこから次の結集が始まります。

 そして立候補を含め市民が主体的に政治に関わること。それがなければ、政治の場が、政党や政治家に振り回されるだけに終わってしまいます。