焼却炉談合事件 弁護士報酬請求裁判が確定へ2012-12-20 09:23

市民オンブズ尼崎(原告 丸尾)が、尼崎市の焼却炉建設工事で談合した日立造船などを相手として、損害賠償請求訴訟を起こしていましたが、7月にオンブズ側が勝利し、利子を含め約5億円のお金が尼崎市に返ってきました。
その10年にも及ぶ裁判の弁護士費用4107万円を、市民オンブズ尼崎は、尼崎市に支払うよう求めましたが、尼崎市は裁判で合理的な金額を決めて欲しいとの意向を示し、やむを得ずオンブズ側は、弁護士費用の支払いを求める訴訟を起こしました。その結果、12月6日神戸地裁尼崎支部は、尼崎市が市民オンブズ尼崎に3600万円と利子を支払うよう命じました。
また、尼崎市は、私たちが要求していたとおり、弁護士費用3600万円について、談合によって発生した費用だということで、日立造船に請求することを決めました。