県議会 関西学院大学ゼミ生と意見交換2017-12-01 10:56

 昨日、関学のゼミ生が県議会を訪れ、議長、副議長、議会運営委員会委員長、関係常任委員会委員長とゼミ生が意見交換しました。

 先にゼミ生が、シティプロモーション、デザイン緑化、図書館のあり方についての提案をパワーポイントを使って提案を行い、その後、議員が質問、意見を述べる形を取りました。

 学生の提案は、兵庫県シティプロモーションサミットの開催、緑化は機能性重視よりもインスタ映えするデザイン緑化を進める、図書館は飲食が出来たり、暖色系を使うなど居心地をよくするなど、しっかり考えられたものでした。

 学生との意見交換会は、良い企画だと思います。県議会として、広く市民と意見交換することにも、もう少し積極的になってもらえればと思います。請願・陳情書提出時の意見交換や議会報告会の開催などを進めることなどが考えられます。

人権啓発キャンペーンに参加2017-12-04 23:41

 ネット上での差別落書きなどが後を絶ちません。攻撃する側の人も、高齢者など弱い立場に立った時に攻撃される側に回るかもしれません。ギスギスした社会よりも助け合える社会の方が居心地がいいですよね。

知事提案 未成年のJKビジネスでの従事等を禁止2017-12-08 20:38

 12月4日から兵庫県議会が始まりました。

 今回、服装やサービスが著しく性的感情を刺激する恐れがあるJKビジネス(高校生の添い寝や散歩など)に青少年が従事すること等を禁止すること、児童ポルノ自画撮り勧誘行為を禁止すること、携帯販売業者が、青少年が使用する携帯電話のフィルタリングのスイッチをオンすることを義務化することなどの議案が出ています。
 
 青少年を守るために、いずれも必要な事だと思います。しっかり議論ができればと考えています。同様の条例は、すでに愛知県、東京都で施行されています。

温暖化防止シンポジウムに参加 再エネ100%を目指す企業が登場2017-12-09 21:49

シンポジウムの話を受けて

日本は原発や石炭火力発電を進めていますが、脱石炭火力を目指す世界的な流れからも随分遅れてきています。温室効果ガスを減らすため、原発、石炭から再生可能エネルギー、天然ガスへのエネルギーシフトを進めることが必要です。

再生可能エネルギーを進めるためにも、原発や石炭火力を電源として使う関西電力からコープ電力など再生可能エネルギーと天然ガスを主とした電力会社にスイッチすることが求められます。

再生可能エネルギーを100%にすることを宣言した日本企業が出てきました。リコー、積水ハウス、アスクルの3社です。リコーは、2030年にCO2を30%削減、2050年にCO2排出をゼロにする目標を掲げ、取り組みを進めています。
脱炭素社会の実現に向けて行動すべきという認識で設立した企業ネットワークJAPAN-CLPが立ち上がり、40社が加盟しています。心強い限りです。

長野県では、下水道の熱を利用し、冷暖房に使うことで、エネルギー利用を半分にすることができるようです。画期的な取り組みです。

再生可能エネルギーが50%を超える国が次々と出てきています。日本は、この分野でも取り残されつつあります。日本は、電力会社や鉄鋼メーカーなど企業の力が強すぎ、柔軟に産業構造の転換ができないのでしょうか。

日本が再生可能エネルギー導入を進めると、世界の中でも経済効果が非常に高いという試算があります。積極的に再生可能エネルギーの導入を進め、持続可能な社会の確立が急がれます。

広島高裁 伊方原発運転差し止め 原発の安全対策の再評価を2017-12-14 19:22

政府がドンドン進める原発の再稼働に司法が良識を働かせ、再稼働の中止を求める仮処分申請で再稼働に待ったをかけました。福島事故後、高浜原発の再稼働中止を求める仮処分が認められましたが、現在はそれが取り消され、高浜原発は再稼働しています。

司法においても、原発の安全性の評価が分かれ、十分な対策が取られていない可能性があるということです。今回の事例では、阿蘇山の噴火で火砕流が伊方原発敷地に到達する可能性があるというものです。

政府は、闇雲に原発の再稼働を推し進めるのではなく、判決を踏まえ、伊方だけではなく全国の原発の安全性を再評価すべきです。