温暖化防止シンポジウムに参加 再エネ100%を目指す企業が登場2017-12-09 21:49

シンポジウムの話を受けて

日本は原発や石炭火力発電を進めていますが、脱石炭火力を目指す世界的な流れからも随分遅れてきています。温室効果ガスを減らすため、原発、石炭から再生可能エネルギー、天然ガスへのエネルギーシフトを進めることが必要です。

再生可能エネルギーを進めるためにも、原発や石炭火力を電源として使う関西電力からコープ電力など再生可能エネルギーと天然ガスを主とした電力会社にスイッチすることが求められます。

再生可能エネルギーを100%にすることを宣言した日本企業が出てきました。リコー、積水ハウス、アスクルの3社です。リコーは、2030年にCO2を30%削減、2050年にCO2排出をゼロにする目標を掲げ、取り組みを進めています。
脱炭素社会の実現に向けて行動すべきという認識で設立した企業ネットワークJAPAN-CLPが立ち上がり、40社が加盟しています。心強い限りです。

長野県では、下水道の熱を利用し、冷暖房に使うことで、エネルギー利用を半分にすることができるようです。画期的な取り組みです。

再生可能エネルギーが50%を超える国が次々と出てきています。日本は、この分野でも取り残されつつあります。日本は、電力会社や鉄鋼メーカーなど企業の力が強すぎ、柔軟に産業構造の転換ができないのでしょうか。

日本が再生可能エネルギー導入を進めると、世界の中でも経済効果が非常に高いという試算があります。積極的に再生可能エネルギーの導入を進め、持続可能な社会の確立が急がれます。

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