説明不足の共産党県議のビラ2015-02-22 11:43

 2日ほど前に宮田県議のビラが入りました。その中で28人と民主党会派が710万円あまりのお金を返金し、尼崎市選出議員の返金額も実名で掲載してありました。しかし、どのような支出を返金したのか等説明がありませんでした。
 共産党議員のかなり問題のある支出を棚に上げ、問題のある事例とケアレスミスを説明もつけず同列に扱うなど変な意図を感じるものです。
 記事「自民 黒川治 返還金額16944円、公明谷井いさお527円、下地光次50592円、徳安淳子26884円、無所属丸尾牧7283円」
 私から説明を加えると、自民党黒川議員は、沖縄視察での懇親会費経費16944円を返還、公明党谷井議員は携帯電話代、事務所電話代の割引適用による充当対象額の誤りで517円返還、公明党下地議員はトイレ雨漏り修繕費など50592円返還、維新の会徳安議員はガソリン代プリペイドカードの使用した実績が確認できないことと事務用消耗品の案分率を誤っていたため26361円返還。
 私は、以前ご報告したとおり、10月に回数券の使用日の記載ミスで7283円(6911円+利息)返還しました。切符を使用した全ての日に切符の購入実態があり、県庁の登庁記録もあり、全額政務活動費を支出できるものですが、日付の記載の仕方をミスしたことから、一点の曇りもないようにするため返還しました。政務活動費を、効率的に、有効に使おうとしたため起こしたミスです。
 一方で共産党議員は、実際に使っていないバス代を計上しており380円返還しています。本人は真面目な方で悪意はないと思いますが、支出実態のない架空計上であり、かなり問題のあるものです。尼崎選出議員の名前は公表し、共産党議員の名前は伏せていることも、アンフェアだと思いますが、支出内容を丁寧に説明せず、問題のあるものとケアレスミスを同列に扱い、共産党議員のかなり問題のある支出については内容を説明しないという変な意図を感じるビラのつくり方です。
 また、10月に返還した支出について、今の時期に報告するのも、何か意図があるのかもしれません。
 共産党議員は、真面目な議員が多く、お金の使い方も比較的きちんとしており一定の信頼を置いているのですが、一方で、今の時期に上記のようなビラを大量にばら撒くことに大きな違和感を覚えます。

共産党県議ビラ
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