緑の党「市民に開かれた自治体議会をめざす調査」を実施2015-02-01 22:28

昨日、上記の調査結果の最終発表とコンテストが東京都文京区民センターであり、私も審査員として参加しました。
評価項目は、女性議員数、政務活動費の関係資料の公開、議員報酬の額等、議会運営、選挙公報等でした。
市区の1位は埼玉県和光市、2位北海道帯広市、3位神奈川県茅ヶ崎市。
町村1位は神奈川県葉山町、2位埼玉県三芳町、3位北海道福島町。
市区ワーストは1位長崎県佐世保市、2位福岡県直方市、3位愛媛県伊予市でした。
市区1位の和光市は、女性議員の比率が35.3%、会計帳簿、領収書は閲覧可能で、収支報告書はHPにアップされています。議会出席のための費用弁償(交通費支給)制度は既に廃止、休日議会が開催され、議会説明会や請願、陳情時の市民の意見陳述制度が実施されています。一方で、会計帳簿のネット公開など、まだ取り組みが不十分なところもありますが、女性議員の割合が高く、全体にバランスがとれているということです。
町1位の神奈川県葉山町は、女性議員の比率が50%と突出しています。政務活動費会計帳簿のネット公開などは未実施ですが、議会報告会が開催され、市民の意見陳述制度が実施されるなど、こちらも全体的にバランスが取れています。
一方、ワースト1位の佐世保市は女性議員の割合が3%、選挙公報がなく、議会報告会も開催されていません。

まず政務調査費については、会計帳簿のネット公開まで、各地方議会で実施させましょう。議会報告会の開催、請願・陳情時の意見陳述制度など市民の声を聞く仕組みも前に進める必要があります。
緑の党HP調査結果http://greens.gr.jp/event-info/13500/