受取拒否した費用弁償176万円 本日受け取り予定 基金を作り被災地支援などに2018-11-06 14:37

 約12年前私が県議になってから県議会に出席する毎に1日7千円支給されていた費用弁償(交通費等)が実費とかけ離れお手盛りだと、私は総額約176万5000円を受取拒否してきました。前任期で費用弁償を受け取り拒否していたのは私1人だけでした。

 ところが、約2年前に議会事務局から、費用弁償を受け取らず時効(来年3月末)が来ると、公職選挙法の寄付行為が成立すると通知されました。

 この間、費用弁償を受け取り拒否し、議長に費用弁書の見直しを求め申し入れたこと、市民からの追求の動きなどが功を奏し、今任期から、費用弁償は公共交通機関交通費実費(車利用者は別途算定)へと見直されました。

 既にお手盛り制度はなくなり、費用弁償は実費しか支払われておらず、公職選挙法違反のリスクを冒してまで、費用弁償を受取拒否する理由はなくなりました。

 そこで、基金を作り、被災地への寄付や被災地支援活動の経費、市民が参加できる研究会開催費用、通信の発行費用など全額を公益目的のために使うことにしました。県政報告紙等で随時支出状況を報告していきます。

昨日報告「プラごみと乾電池の行方」 1回の便で400~500個のプラを排出???2018-11-09 09:58

昨日、菜穀食堂なばなで、「プラスチックごみと乾電池の行方」をテーマに話をさせていただきました。

世界中で、プラスチックごみが環境に大量流出し、魚や鳥などがプラスチックを摂取しています。日本の河川のプラごみを分析すると、浮遊物の4分の1が人工芝だったという調査も。
塩にも、かなりの割合でマイクロプラスチックが混入しています。仁川大学校教授等に調査で1日10gの塩を摂取すると年間約2千個のマイクロプラスチックを摂取するとの試算がされています。

また、ウィーン医科大の調査では、日本やオーストリアなど8カ国8人の調査で、全員の便からマイクロプラスチックが発見されました。便10gあたり平均20個出てきました。1人1回の便は、200~250gという試算もあるので、1回の便で400~500個のマイクロプラスチックが排出されている可能性があるとも言えます。プラスチックには、各種添加物が含まれているので、それによる人体への影響も懸念されます。

環境省は、2030年までにプラスチックごみを25%削減し、リサイクル・リユース率を60%に引き上げ、バイオ素材の推進、レジ袋の有料化義務づけ、洗顔料に含まれるマイクロプラスチックの削減、将来的に海洋へのプラスチック排出ゼロなどを素案として、打ち出しました。

さらなる対策として、プラ製品製造者等に処理回収責任の義務づけ、河川などでの人工芝の使用禁止、お祭り時の使い捨て容器使用禁止、自治体などによる食洗機、食器類の貸し出し、石油、石炭などの課税強化などが考えられます。

まずは1人1人が身近なプラごみ削減を考えることが、スタートになるのでしょう。

(議会改革をたどって:9)「号泣会見」が変えた2018-11-09 17:03

記事から
2014年6月30日、兵庫県議の丸尾牧(54)は地元紙の1面に躍る見出しを見て驚き、そして悔いた。

朝日新聞デジタル記事
https://www.asahi.com/articles/DA3S13762600.html?iref=pc_ss_date