新年明けましておめでとうございます。2025-01-09 19:42

新年明けましておめでとうございます。
昨年は60歳になり、残りの人生を強く意識するようになりました。
子どもたちに、より良い社会を手渡していきたいという思いは今も変わりません。
平和で、安全で、民主主義を大切にし、食料自給率を上げ、温暖化を食い止め、皆が安心出来る福祉体制をつくり、子どもたちの生きる力を育む教育を進め、社会課題解決のため企業の力を借り、皆が幸せを感じることが出来る社会をつくり上げるため、あと少し頑張りたいと思います。
今年は、再度、有機フッ素化合物の問題に、力を入れたいと思います。
皆さんにとって、より良い年となりますのように。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

選挙報告会、県政報告会 法的見解 問題なし2024-12-26 20:09

弁護士意見書                                                

公職選挙法第178条が禁じる祝賀会やその他の集会とは、あくまでも挨拶を目的とした集会に限定されます。
この点、丸尾氏の集会は、①表題が「選挙報告会」ないし「県政報告会」であり、②行った活動も丸尾氏が取り組んでいる情報公開、人権擁護、地域経済活性化、福祉社会構築といった県政課題の報告が多くを占めると共に、参加者からの質問や意見を聞く時間を十分設けていますので、「挨拶する目的」でなされた当選祝賀会に該当しないことは明白です。

丸尾氏が昨年の県議会議員選挙後に行った4月23日県政(選挙)報告会について、下記の法律に違反するとの指摘があります。
公職選挙法第178条第1項第1号では、挨拶する目的をもって、選挙人に対して個別訪問することや、当選祝賀会やその他の集会を開催することが禁じられています。またこれを受け、同法第245条は「第178条の規定に違反した者は、30万円以下の罰金に処する。」と規定しています。それに該当するのではとの指摘です。
この点、公職選挙法第178条第1項の立法趣旨は、期日後の挨拶行為が事後買収の温床となりやすいという点にあります。
一方、民主主義が機能するためには、有権者の知る権利(憲法第21条1項が保障する表現の自由の一環として保障されています。)が充足されなければなりません。知る権利を実現する観点からは、国会議員・都道府県会議員・市区町村会議員が有権者に対し、国政や地方政治に関する報告を行うことは、むしろ憲法尊重擁護義務(憲法第99条)の一環としての義務にあたります。とりわけ、公職選挙法第178条1項5号の「当選祝賀会その他の集会」を拡張解釈して、「挨拶する目的」を伴わない県政集会まで禁止されるなどと解することは、集会の自由(憲法第21条1項)を保障した日本国憲法の下ではおよそ許されるものではありません。
以上より、公職選挙法第178条が禁じる祝賀会やその他の集会とは、あくまでも挨拶を目的とした集会に限定されます。
この点、丸尾氏の集会は、①表題が「選挙報告会」ないし「県政報告会」であり、②行った活動も丸尾氏が取り組んでいる情報公開、人権擁護、地域経済活性化、福祉社会構築といった県政課題の報告が多くを占めると共に、参加者からの質問や意見を聞く時間を十分設けていますので、「挨拶する目的」でなされた当選祝賀会に該当しないことは明白です。
なお、参考までに、事務所に、当選御礼の張り紙はよく見かけるところですが、公職選挙法第178条第2号に抵触すると考えられることから、丸尾氏は一切そういうことは行っていません。また、この集会において提供された飲食物には、参加者は参加費を払っています。

丸尾意見 もし、これが違法であれば、開票後の当選発表も、挨拶目的の集会であり、違法になるのではないでしょうか。

公職選挙法 第178条第1項(選挙期日後の挨拶行為の制限)
何人も、選挙の期日(第百条第一項から第四項までの規定により投票を行わないこととなつたときは、同条第五項の規定による告示の日)後において、当選又は落選に関し、選挙人に挨拶する目的をもつて次に掲げる行為をすることができない。
第1号
選挙人に対して戸別訪問をすること。
第2号
自筆の信書及び当選又は落選に関する祝辞、見舞等の答礼のためにする信書並びにインターネット等を利用する方法により頒布される文書図画を除くほか文書図画を頒布し又は掲示すること。
第3号
新聞紙又は雑誌を利用すること。
第4号
第百五十一条の五に掲げる放送設備を利用して放送すること。
第5号
当選祝賀会その他の集会を開催すること。
第6号 自動車を連ね又は隊を組んで往来する等によつて気勢を張る行為をすること。
第7号 当選に関する答礼のため当選人の氏名又は政党その他の政治団体の名称を言い歩くこと。

(選挙期日後のあいさつ行為の制限違反)
第245条 第178条の規定に違反した者は、30万円以下の罰金に処する。

2024年6月13日 兵庫県議会本会議 百条委員会設置動議 丸尾賛成討論 YouTube版2024-06-14 19:56

2024年6月13日 兵庫県議会本会議 百条委員会設置動議 丸尾賛成討論 YouTube版

https://youtu.be/fNdG7FtccoA?si=R6IqX8YlH6mYZW_L @YouTubeより

昨日で9月決算議会が終了!2023-10-24 08:39

私の質問に対して、予算編成過程の公開は前向きな答弁。包括外部監査自治体措置評価、行政委員会委員報酬の月額から日額への見直しは、合格点の答弁。学生への教育費等の支援については、大学無償化を半額にして、半分を奨学金などに充てるよう求めたが、大きな反応はなし。県立大学無償化に批判的が少なからず出ているので、少額の追加措置をする可能性はあり。対象企業が少ない奨学金返済支援制度の拡充は、少し前進。教員不足は、不十分だが少し前に取組みが進んだ。最上階の教室の断熱化は、ゼロ回答。学校のLED化も進まず。温暖化対策やる気感じられず。小中学校の検診時の下着着用について、プライバシーには十分配慮するが、対応が変わるのかは疑問。若者の総合相談窓口は、取り組み修正で前進。ワクチン後遺症の救済措置等の支援は、国への要望に止める。お手盛りの選挙公費助成額の見直しは、ゼロ回答。全くやる気なし。エネルギー消費量が増大しかねない水素推進は、効率を考え、推進するものとしないものとの線引きをすべきと提案しているが、反応なし。有機フッ素化合物は、積極的な答弁なし。オンラインカジノの摘発と違法性の啓発は、前向き答弁。有機農業の推進、再エネ電力導入拡大は、合格点の前向き答弁。放射線育種米の研究開発は、品種改良も含め幅広く検討。地域整備事業は、事業ごとに収支を出すなどの見直し。ひょうご埠頭の利益剰余金は、監査意見に沿う形で見直し。
全く進まないものが少なからずある一方で、質疑で見直しを表明したものもあり、意外と進んだ感あり。私の考える持続可能な社会とは、大きく異なりますが。
引き続き、皆さんのご意見もいただきながら、しっかり調査、提案していきます。

私がPTA会長をしていた時の祝辞2023-04-12 09:58

新入生の皆さんへ 私がPTA会長をしていた時の祝辞です。ご参考になれば幸いです。
祝 辞
新緑が芽吹き、新たな門出を祝うこの佳き日に、○○中学校にご入学される新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。保護者の皆様、お子様のご入学、心からお祝い申し上げます。
さて、新入生の皆さんは中学校生活に、何を期待しますか?友達作り、クラブ活動、勉強に専念するなどそれぞれいろんなプランがあると思います。
私の失敗談から皆さんに伝えられることがあるとすれば、「いろんな経験をすること」「友達を大切にすること」「仕事や生き方について考えてみること」です。
一つ目の「いろんな経験をすること」についてですが、
皆さんご存じのように、中学校では部活動があり、その活動の中で、様々な知識や技術を習得することが出来、さらに一緒に苦しさや楽しさも体験し、慰め合い、励まし合い、悩みも相談できる一生の友達を得ることが出来ます。
これから部活動は、週に平日一~二日、月に土日二日程度が休みになる方向です。その休みを使い、市や地域のイベントのお手伝いやごみ拾いなどの地域ボランティア活動に関わることもできます。人や社会の役に立つことで、ゲームでは味わえない充実感や満足感を得ることが出来ますし、その小さな動きが、社会の変化を繋がるかもしれません。
私は、高校生の時に、学校で募集があった献血を行ったことで、「人のために役に立てるんだ」ということに喜びを感じ、その後献血にはまり、現在までの回数は一〇〇回を超えています。
とにかく興味を持ったことは何でもチャレンジしてみて下さい。自分の世界がドンドン拡がっていき、皆さんの経験値になり、その先で、自分がやりたいことも見えてくるのではないでしょうか。
二つめは「友達を大切にすること」です。
友達作りは最初が肝心です。今日、この後、クラスに戻ったら、是非、周りの人に「この一年よろしくお願いします」と声をかけてみて下さい。友達の数だけ、楽しみが増えるのではないでしょうか。
また、尼崎市では学校に来なくなる不登校の生徒の割合が、非常に多い状況です。友達が少し変わっている、いつも一人でいるということなどで、関わりを避けるのではなく、本人の意思も尊重しながら、「おはよう」「一緒にご飯食べない」と一声かけるなど、心配りをしていただければ幸いです。友達は一生の財産になります。皆で一緒に笑って、泣いて、喧嘩して、支え合って、3年間を素敵な時間にして下さい。
三つ目は、「仕事や生き方について考えてみることです」
 皆さんは、将来の夢を持って人もいると思いますが、まだ将来の仕事について、決めていない人もたくさんいるでしょう。両親を含め、周りで働いている人の話を聞く、働いている人の姿を見て、将来、何になりたいのか、じっくり考えてみて下さい。
そして、将来の仕事の候補が見つかれば、何をどのようにすれば、その仕事につけるのかも調べてみてください。小学生までは、夢で良かったのですが、中学生になったのですから、その夢を実現するための、具体的な方法を調べ、その実現のための一歩を踏み出して下さい。
皆さんは、まだ中学生なので、本気でその夢を実現させようと思い、本気で努力をすれば、その夢は必ず叶うと信じます。
保護者の皆様 本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。子どもたちは、小学生から中学生になり急に大人びた感がありますが、思春期なので、ご家庭でも多くの困難が待ち受けているでしょう。特に娘を持つお父さんは、家庭内で居場所がなくなって行く可能性があります。私もその経験者の一人です。
ここ日新中学校では、「親父の会」が立ち上がり、体育大会の門番や夜回りをすると共に、懇親会もチラホラ開き、家庭内で孤立する父親同士が慰め合う場も用意されています。親父も子どもたちのために何かしたいという気持ちで昨年度正式にスタートしました。母親や祖父母の皆さんの参加も大歓迎です。是非、おやじの会にもご参加下さい。
また、PTAでは、制服のリサイクルなど、新たな活動をスタートしています。PTA活動が、有効で効率的なものとなるように、皆さんの知恵と力をお貸し下さい。どうぞ宜しくお願い致します。
先生方、また新たな三年間が始まりますが、子どもたちが多感な時期だからこそ、大変だとは思いますが、一方でやり甲斐もあると思います。三年後、子どもたち全員が、一緒に卒業出来るよう宜しくお願い致します。
 ご来賓の皆様 本日はお忙しい中、子どもたちの入学を共にお祝いしていただきありがとうございます。子どもたちは、しばらく慣れない状況での通学になりますが、地域で見守っていただければ幸いです。
 最後に新入生の皆さんに、二年前に日本に来られた元ウルグアイ大統領ホセムヒカさんの言葉を贈り、お祝いの言葉とさせていただきます。
「人は苦しみや敗北から多くを学ぶ。以前は見えなかったことが見えるようになるから。人生のあらゆる場面で言えることだが、大事なのは失敗に学び、再び歩み始めることだ」
明日からの中学校生活を、夢の実現の第一歩として下さい。
平成三〇年四月十一日
尼崎市立日新中学校PTA会長 丸尾 牧