森友裁判判決 籠池さん懲役5年 政治家、官僚の責任は?2020-02-20 09:45

国の補助金5600万円詐取、大阪府、大阪市の補助金約1億2千万円詐取容疑で大阪地裁判決が出ました。

一方で、森友学園予定地の国有地を不当に約8億円値下げして払い下げたことや公文書を改竄等したことについて、政治家、官僚など誰も法的責任を取っていません。

籠池さんに罪はあると思いますが、森友学園問題は、他に誰も法的責任が問われないことから、その部分について、籠池さんが言う「国策捜査」という主張は的を得ているのかもしれません。

阪神・淡路大震災25年追悼式典2020-01-17 22:11

 今日、兵庫県公館において、阪神・淡路大震災25年追悼式典が開催されました。秋篠宮夫妻、大臣、国会議員などそうそうたるメンバーが参加した式典でした。
 遺族からの挨拶で、「水は命」「備えがあれば命は必ず守れる」という言葉が心に刺さり、子どもたちからの「つながりを大事にしたい」「未来を拓いていきたい」というメッセージに共感しました。

台風大型化に備えて 政府、自治体が進めるべきこと2019-10-14 17:44

○台風大型化に備えて 政府、自治体が進めるべきこと
台風19号の被害により、10月14日17時時点で死者48人、行方不明16名となっています。亡くなられた皆様には、ご冥福をお祈り致します。一刻も早い行方不明者の捜索と、早期の復旧を祈るばかりです。政府や自治体は全力で、被災者支援に当たっていただきたいと思います。

その上で政府、自治体に進めていただきたいことを纏めてみました。
・気候変動が根本原因であり、何より地球温暖化対策に全力を注ぐこと。
・環境を壊すダムではなく、山に広葉樹を植える、木の間伐をするなど山の保水力を大きく上げること。
・河川敷、山際、海沿いの場所は、公園化、遊水池化、防災林化するなど、災害の緩衝地帯とすること。
・ダムは、普段ためている水を事前放流し、治水効果を少しでも上げること。
・堤防が土だけで出来たものも多く、今回の決壊を踏まえ、土だけで出来た堤防は、法面をコンクリートで固めたり、堤防の上を道路としてアスファルトを敷くなど、一般的な対策を早急に行うこと。
・堤防の真ん中に、鋼矢板やコンクリートを入れるハイブリッド堤防の実用化を進めること。
・河川の氾濫時に、田畑や公園、学校校庭などを遊水池として、水の一時貯留で活用すること。
・雨水貯水槽の設置を進め、雨水利用を促進していくこと。
・家の駐車場の芝生化や、大きな駐車場の隅など不要なアスファルトを剥がし、雨水浸透性を上げていくこと。

○災害は必ず起こることから考えるべきこと
・災害は必ず起こるものと理解し、普段から避難訓練を行い、避難場所などを確認しておくこと。

関電 電気料金値上げの裏で 業者から役員20人が3.2億円受領2019-09-28 09:38

2011年から7年間、関電会長、社長など役員20人が、原発関連工事を受注した土木建築業者から、3.2億円の金品を受け取っていたことがわかりました。

関電が値上げをしていた時期と重なり、契約者には経営が厳しいので、値上げをお願いしながら、役員は裏でお金を受け取り、懐を肥やしていたことになります。

原発工事で不当に懐を肥やし、会社への背信でもあり、電気利用者への背信、社会への背信でもあります。

過去に同様のお金の動きはないのか、誰にいくら金品が渡されたのか、政治家は関与していないのか、関電は広く説明をする責任があります。

全世界でグローバル気候マーチ開催!2019-09-27 20:31

「あなた方が話すことは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。よく、そんなことが言えますね。」
各国の首脳が参加する国連温暖化サミットにおけるスウェーデン人高校生グレタ・トゥーンベリさんの演説の一部です。

2018年8月から、グレタさんは、温暖化対策を社会に訴えるために、毎週金曜日に学校を休み、スウェーデン国会議事堂前で座り込みを始めました。

その動きは全世界に拡がり、グローバル気候マーチ(Fridays For Future)と呼ばれ、2019年9月には世界150か国 400万人参加という過去最大規模のデモが開催されました。日本においても、9月20日にグローバル気候マーチが全国23カ所で行われ、約5000人が参加。

私も同日、神戸で開催されたグローバル気候マーチに参加しました。神戸でのマーチは、神戸大学の今井絵里菜さんの呼びかけでスタート。調べて見ると今井さんはClimate Youth Japanという学生中心の環境NGOの共同代表。

当日は、170名ほどが参加し、「We want climate justice. When does it want? Now! (私たちは気候正義を望む。いつそれを望む?今!)」と訴え、音楽を流しながら、神戸市のみなとの森公園から三宮駅近くを歩き、東遊園地で解散しました。

希望の見えなかった環境問題に、少し希望が見えた1日でした。その3日後に、国連におけるグレタさんの怒りの演説を聞くことが出来、さらに希望が膨らみました。