市民オンブズ3団体 兵庫県議会 議員通信簿を公表! ― 2015-03-12 19:38
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本日、市民オンブズ3団体が今任期中の本会議での発言状況、常任委員会での発言状況をまとめた兵庫県議会議員通信簿を公表しました。
データは、本会議発言は2011年6月~2月、常任委員会発言は2011年6月~2014年10月2日の資料です。
今任期、本会議で一度も発言しなかった議員が9人いますが、内訳は自民党8人、公明党1人です。政務活動費の不適切支出で名前の挙がった議員も少なからずおられます。
常任委員会では、会議毎に5回以上発言する議員が3人いる一方で、会議で1回未満の発言しかしない人が半数以上を占めています。議会が県民に見えるところで行政施策を提案したりチェックする仕組みが形骸化しています。任期途中で辞めた維新の党議員は、21回の常任委員会で1回も発言しなかったというすごい記録の持ち主です。
野々村議員は、常任委員会での発言は少ないのですが、本会議では8回発言をしており、現役でいれば8位に相当する活躍でした。
議員の議会での仕事ぶりを評価することで、議会が少しずつ機能するようになります。4月12日県議会議員選挙の投票の参考にして下さい。
市民オンブズ尼崎ブログ
http://blog.livedoor.jp/obd_ama/
データは、本会議発言は2011年6月~2月、常任委員会発言は2011年6月~2014年10月2日の資料です。
今任期、本会議で一度も発言しなかった議員が9人いますが、内訳は自民党8人、公明党1人です。政務活動費の不適切支出で名前の挙がった議員も少なからずおられます。
常任委員会では、会議毎に5回以上発言する議員が3人いる一方で、会議で1回未満の発言しかしない人が半数以上を占めています。議会が県民に見えるところで行政施策を提案したりチェックする仕組みが形骸化しています。任期途中で辞めた維新の党議員は、21回の常任委員会で1回も発言しなかったというすごい記録の持ち主です。
野々村議員は、常任委員会での発言は少ないのですが、本会議では8回発言をしており、現役でいれば8位に相当する活躍でした。
議員の議会での仕事ぶりを評価することで、議会が少しずつ機能するようになります。4月12日県議会議員選挙の投票の参考にして下さい。
市民オンブズ尼崎ブログ
http://blog.livedoor.jp/obd_ama/
チーム議会改革 本会議場での丸尾手話使用問題で議長に申し入れ! ― 2015-03-12 20:15
本日、私が代表を務める「チーム議会改革」として、私の本会議一般質問での手話使用に対して事務局から注意されたことに関連し下記の申し入れ書を議長に提出しました。
論点を振り返ってみます。
議会運営委員会委員長からの私への注意は「質疑、質問に際して、同僚議員、傍聴者等に対する感謝の言葉や歓迎の挨拶など、質問と関係のない冗長な発言は慎むべき」という申し合わせを守るようにという趣旨でした。
しかし傍聴者への挨拶は一律禁止にはなっておらず、ほぼ全ての議員が本会議場で傍聴者に対して自己紹介と挨拶をしています。
であるのであれば、手話で自己紹介や挨拶することも同様の事であり、全く問題ないのではないかと思います。
この問題を指摘した自民党議員は、傍聴者に手を振ることと手話を同列に扱っているのだと思われますが、それは手話を言語だと理解していないことから起こっている混乱だと思います。以下、申し入れ内容です。
本会議上での手話の積極的な使用に関する申し入れ書
常日頃は、円滑な県議会運営にご尽力いただきありがとうございます。
さて、チーム代表者の丸尾牧は、昨年2月27日県議会一般質問で、手話言語条例に関する質問をし、その冒頭で手話による挨拶と自己紹介を行いました。
同様に、昨年10月24日政務活動費、費用弁償、宿泊料、グリーン車利用の見直しを求める請願の継続に反対する討論をした時、手話を使い挨拶と自己紹介をし、2月26日に県議会本会議での県立病院における手話通訳者の配置に関する一般質問を行った時は、手話で自己紹介のみ行いました。一般質問は、両方とも手話通訳者がついていました。
最初の質問時は、何の注意もなかったのですが、10月24日の討論の後で、議会事務局職員から「県議会においては、議会の品位と権威の保持等の観点から、質疑・質問に際して、同僚議員、傍聴者等に対する感謝の言葉や歓迎の挨拶など、質問と関係のない冗長な発言を慎むべき」と申し合わせており、今後は手話を控えるよう注意がありました。
そして、2月26日の一般質問時の手話使用についても、議会運営委員長の命を受けた議会事務局職員から同様の注意を受けました。
私たちも、傍聴者へ手を振るなどのパフォーマンスや冗長な発言を行う事は、自粛すべきものと考えます。一方で、ほとんどすべての議員が、議員や傍聴者に対して、「おはようございます」「こんにちは」などの簡単な挨拶や自己紹介を行っており、それが許容範囲なのであれば、当然、手話も言語であり、許容範囲だと考えます。
逆に、議員が質問時の挨拶等で手話を使用することが、手話が普及していくきっかけになることも考えられます。県議会は、手話を普及していく立場にあるのだと思います。
以上のことから、質問と関係の無い手話を制限するのではなく、挨拶、自己紹介など一部であっても、手話の使用を積極的に認めることが必要だと考えます。
申し入れ事項
県議会の質問において、挨拶や自己紹介などで手話を使う事を制限するのではなく、積極的に手話の使用を認めること。
以上
2014年2月27日一般質問 手話を使用
[発言方式:分割]
1 原発の安全対策強化と再稼働問題について
2 兵庫県の原子力防災対策と計画の見直しについて
3 公共施設白書の作成と施設再配置について
4 終末期医療について
5 緩和ケアについて
6 聴覚障がい者対応の充実について
(1)手話言語条例の制定について
(2)県立病院における手話通訳者の活用等について
2014年10月24日 討論 手話を使用
政務活動費、費用弁償、宿泊料、グリーン車利用の見直しを求める請願の継続に反対する討論実施
2015年2月26日 一般質問 手話を使用
【一問一答方式】
1 道路行政について
2 環境教育について
3 県立病院での手話通訳者の配置について
4 医療被曝について
5 原発防災再稼働に関連して
論点を振り返ってみます。
議会運営委員会委員長からの私への注意は「質疑、質問に際して、同僚議員、傍聴者等に対する感謝の言葉や歓迎の挨拶など、質問と関係のない冗長な発言は慎むべき」という申し合わせを守るようにという趣旨でした。
しかし傍聴者への挨拶は一律禁止にはなっておらず、ほぼ全ての議員が本会議場で傍聴者に対して自己紹介と挨拶をしています。
であるのであれば、手話で自己紹介や挨拶することも同様の事であり、全く問題ないのではないかと思います。
この問題を指摘した自民党議員は、傍聴者に手を振ることと手話を同列に扱っているのだと思われますが、それは手話を言語だと理解していないことから起こっている混乱だと思います。以下、申し入れ内容です。
本会議上での手話の積極的な使用に関する申し入れ書
常日頃は、円滑な県議会運営にご尽力いただきありがとうございます。
さて、チーム代表者の丸尾牧は、昨年2月27日県議会一般質問で、手話言語条例に関する質問をし、その冒頭で手話による挨拶と自己紹介を行いました。
同様に、昨年10月24日政務活動費、費用弁償、宿泊料、グリーン車利用の見直しを求める請願の継続に反対する討論をした時、手話を使い挨拶と自己紹介をし、2月26日に県議会本会議での県立病院における手話通訳者の配置に関する一般質問を行った時は、手話で自己紹介のみ行いました。一般質問は、両方とも手話通訳者がついていました。
最初の質問時は、何の注意もなかったのですが、10月24日の討論の後で、議会事務局職員から「県議会においては、議会の品位と権威の保持等の観点から、質疑・質問に際して、同僚議員、傍聴者等に対する感謝の言葉や歓迎の挨拶など、質問と関係のない冗長な発言を慎むべき」と申し合わせており、今後は手話を控えるよう注意がありました。
そして、2月26日の一般質問時の手話使用についても、議会運営委員長の命を受けた議会事務局職員から同様の注意を受けました。
私たちも、傍聴者へ手を振るなどのパフォーマンスや冗長な発言を行う事は、自粛すべきものと考えます。一方で、ほとんどすべての議員が、議員や傍聴者に対して、「おはようございます」「こんにちは」などの簡単な挨拶や自己紹介を行っており、それが許容範囲なのであれば、当然、手話も言語であり、許容範囲だと考えます。
逆に、議員が質問時の挨拶等で手話を使用することが、手話が普及していくきっかけになることも考えられます。県議会は、手話を普及していく立場にあるのだと思います。
以上のことから、質問と関係の無い手話を制限するのではなく、挨拶、自己紹介など一部であっても、手話の使用を積極的に認めることが必要だと考えます。
申し入れ事項
県議会の質問において、挨拶や自己紹介などで手話を使う事を制限するのではなく、積極的に手話の使用を認めること。
以上
2014年2月27日一般質問 手話を使用
[発言方式:分割]
1 原発の安全対策強化と再稼働問題について
2 兵庫県の原子力防災対策と計画の見直しについて
3 公共施設白書の作成と施設再配置について
4 終末期医療について
5 緩和ケアについて
6 聴覚障がい者対応の充実について
(1)手話言語条例の制定について
(2)県立病院における手話通訳者の活用等について
2014年10月24日 討論 手話を使用
政務活動費、費用弁償、宿泊料、グリーン車利用の見直しを求める請願の継続に反対する討論実施
2015年2月26日 一般質問 手話を使用
【一問一答方式】
1 道路行政について
2 環境教育について
3 県立病院での手話通訳者の配置について
4 医療被曝について
5 原発防災再稼働に関連して
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