政務活動費不正使用 共産党は膿を出し切れ!2016-10-29 08:46

  地方議会の中で、確かな野党として、共産党の果たしている役割は小さくありません。はてなと思うところもありますが、他党と比べ、真面目でよく勉強する議員が揃っています。国会においても、自民党の白紙領収書問題での追及など存在感を示しています。
 
 ところが、大阪府議会では、共産党議員が白紙領収書を使い、政務活動費を不正使用していたことが明らかになりました。共産党東大阪地区委員会の領収書に、府政報告発行代として63万4975円しか支払っていないにも関わらず、白紙領収書31枚を利用し、284万3500円と書き込み、政務活動費約220万円を騙し取ったようです。繰り返しの詐欺行為であり、極めて悪質です。

  共産党は実態を明らかにし、当該議員に厳罰を与えると共に詐欺行為で刑事告発すべきでしょう。確かな野党として膿を出し切る必要があります。

「国民一人ひとりが国難に立ち向かう時」菅谷昭さん講演会2016-10-29 21:57


チェルノブイリ被害者支援を行ってきた菅谷昭さん(医師、松本市長)講演会

本日の菅谷さんの講演会における報告では、「福島県より汚染度の低いベラルーシ共和国ゴメリ州では、健康な人は18%というデータがある。つまり8割の人が何らかの健康異常を抱えているということ。立証は難しいが、低線量でも長期の放射線による影響の可能性はある。」との指摘もありました。もしも福島県で同様のことが起こるとしたら、大変なことです。

その上で、菅谷さんは、講演会の最後に「小さなつぶやき」として、次のようなメッセージを残してくれました
・チェルノブイリ原発事故による人の健康や生活環境等への影響は、事故後30年経過した今も終息したとは言い難く、引き続き長期にわたる注意深い経過観察が不可欠であると思われます。
・福島の事故は、わずか5年が経過したに過ぎません。チェルノブイリ事故後の汚染地の現状を教訓にして、残念ながら国の対応に期待が持てない以上、国民一人ひとりが放射能災害にもっと関心を強め、子どもたちの未来を守るため、この国難に立ち向かう時は到来しているのではないでしょうか。