県議の監査委員を2名から1名に 賛同者は1名から2名に2016-06-11 17:41

 昨日の兵庫県議会最終日に、監査委員4名のうち2名を議員の中から選出するための議案が提出されました。というのは、監査委員は4年任期なのですが、議員の中から選出された監査委員は、毎年辞任し、各会派で持ち回りしています。4年続ければ、それなりの仕事が出来ると思うのですが、なぜなのでしょうか?

 議会選出監査委員には、月額84万円の議員報酬の他に月11万円の監査委員報酬がもらえるため、各会派が、それを目当てにしていると思われても仕方のない状況です。

 本気で監査機能を高めるのであれば、議員から選出される監査委員を、法律上、規定されている最低限の1名とし、残りの1名は公認会計士や弁護士などの専門職に任せるのが、好ましいでしょう。

 今回、提案された議案には、神戸市選出の樫野孝人議員(神戸志民党)と私が反対しました。昨年は、変わり者の丸尾だけが反対したのですが、今回は、賛同者が増えました。さらに、他会派の議員からも賛同する声が寄せられています。

 監査委員の選任のあり方について、議論が活発化してきそうな気配です。

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