森友問題 虚偽答弁、文書書き換え 安倍首相、麻生大臣にも責任あり2018-03-11 12:04

・安倍昭恵夫人が名誉校長になるなど安倍首相の陰が見え隠れしたことで、財務省が忖度し、「ごみが地中にある」と言って、十分なごみの量も検証せずに、森友学園に土地を激安で売却。
・木村真豊中市議の情報公開請求により、問題が発覚。
・官邸(首相)、麻生財務大臣、財務省が細かに連携しながら、国会での答弁等を調整。この時点で、財務省は、主要な論争になりそうな点は全て大臣に報告しているものと思われる。
・佐川理財局長(当時)「交渉記録は全て廃棄」「国有地の売却価格は適正」「価格交渉はしていない」→全て嘘だった
・佐川理財局長の独走は考えられず、首相、大臣が了解の上での答弁であった可能性大。
・答弁に理屈を合わすよう決裁文書の書き換え。財務省の独走であった可能性はあるが、虚偽答弁の方針確認をした時点で首相、大臣にも大きな責任あり。
・虚偽答弁、決裁文書の書き換えを首相、大臣が了解していたら犯罪行為に加担もしくは黙認する行為であり両者は辞職すべき出来事
・虚偽答弁、決裁文書の書き換えを首相、大臣が知らなかったのであれば、内部統治能力がゼロであり、両者は辞職すべき出来事
・それほど重大な問題です。

東日本大震災から7年 なお7万人超の避難者 復興に全力を2018-03-11 14:41

東日本大震災から7年が経ちました。地震で約1万6千人が亡くなり、約2500人が行方不明のまま。震災関連死で約3600名が亡くなりました。今年2月現在で避難者は約7万3千人。

原発事故の問題が絡んでいたり、高台を作ってから住居移転するなど、復興まで時間がかかるのはわかるのですが、それにしても時間がかかりすぎです。阪神・淡路大震災の時も、仮設住宅は、夏は暑く、冬は寒く、隣の部屋の音が常に聞こえ、大変な生活だったことが思い出されます。

改めて、全国の高速道路建設などの公共事業を抑制してでも、東北の復興に力と人とお金を集中するべきだと思います。

情報公開異議申し立て審査結果出る 県議会社に港湾用地売却2018-03-11 18:16

 昨年、兵庫県は姫路市内の港湾用地を、売却するための入札を行いました。

 その結果、入札金額が1位(A社)の6億735万円から5700万円程安かった約5億5066万円で2番目の金額を入れたB社(県議が代表取締役社長)が、これまでの姫路港の貢献度が高いことや、立地後の姫路港の活性化への貢献度が高いことなどが評価され、落札しました。

 A社は、環境への配慮や資金力等の経営安定性は上回っていましたが、これまでの姫路港への貢献度で、大きく差をつけられ、落札することはできませんでした。

 兵庫県は前回同様の土地売却をした時と比べ、基準の評価の仕方を変更したようなのですが、県は頑なにその内容を明らかにしません。
  その対応に疑問を感じ、私が入札資料を情報公開請求したところ、配点基準などがほぼ非公開にされました。そこで、私は、昨年11月に井戸知事に対して、非公開部分の資料の公開を求め異議申し立て(審査請求)を行いました。

 そして、昨日、審査請求を審査していた情報公開・個人情報保護審議会から、審査結果が送付されてきました。

 その内容は、譲受人以外の応募者の名前、財務諸表、活動実績などは非公開のままで良いという一方で、譲受人選定審査基準、土地利用計画(応募者の活動実績、取引先除く)を公開すべきとしました。今後、内容が公開された時点で、改めてご報告致します。

 しかし、公開すべき情報を平気で非公開にする行政職員の情報公開に対する意識の低さには驚いてしまいます。