道路を拡幅して商店街はさびれた!2013-11-01 09:53

「道路を拡幅して商店街はさびれた!」中川大 京大大学院教授 
昨日開催された近畿市民派勉強会(大阪府島本町にて)で、地域公共交通政策と子ども子育て支援の新制度について、大学の先生の話を聞きました。
中川さんの話では、道路拡幅や整備など自動車への対応に追われた交通政策を取ってきたことで、都心部の中心がさびれ、公共サービスの効率性が低下し、環境負荷が増大し、都市の魅力と活力が喪失したということです。ヨーロッパなどのように、都心部は、歩行者天国にするなどの歩行者空間を作り、公共交通を重視し、都心の周辺に駐車場を整備する。それが、地域ににぎわいを取り戻し、環境負荷が低いまちづくりになるということでした。
私も10数年前にドイツフライブルクに行きましたが、フライブルクでは、まちの中心部から自動車を締め出し、まちの中心部には、路面電車か自転車か徒歩でしか入れません。それでも、まちの中心部は大変賑わっていました。ここは発想の転換が必要です。

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