出町柳のユニークなお店見学2013-09-07 22:38

今日、午前中は、立花にぎわい創生実行委員会のメンバーと京都出町柳に行き、印刷工場の建屋などを改造し、個人経営のお店や工房が小さいスペースを使い、賃料をシェアしながら、営業しているナミイタアレと出町柳文化センターという場所を、見学してきました。そこには、小さなスペースを使って、自転車の修理・中古車販売店、喫茶店、ガラス工房、太鼓工房、古本屋などが、雑居しています。別棟は、1時間500円のレンタルスペースもありました。尼崎でも、小資本でできる、スロー、スモール、シンプルな、このような店舗があってもいいのかなと思います。ルームシェアならぬ、店舗シェアです。

2014年度重要政策提言を提出!2013-09-14 12:46

昨日、知事宛ての2014年度重要政策提言を副知事に提出しました。
1.納得のいく原発対策(放射能対策)、防災対策、被災者支援の実施
2.住民に信頼される住民参加と情報公開等の推進
3.子どもたちにつけを先送りしない行財政改革の実施
4.子どもたちに元気な地球を引き継ぐために全力で環境保全対策の実施
5.安心な福祉社会の構築
6.全ての人に平等な社会の実現
7.子どもがいきいき輝く教育の実施
8.地域経済の循環と持続可能な産業構造への積極的転換
9.活動の強化と住民からのさらなる信頼を得る警察組織づくり
各分野3項目ずつ計27項目を提言しました。

その後、県議会行財政構造改革調査特別委員会があり、委員外議員として、質疑をしました。
・行政委員会委員月額報酬の日額化について
・財政調整基金で保有する土地、株などの時価評価について
・第3センター㈱夢舞台への公費投入の明確化について
・公共施設白書の作成について
いずれも財政再建を進める上で、重要な課題ですが、既得権者に配慮しているのだと思いますが、前向きな答弁はありませんでした。
提言はこちら
http://www.hyogokengikai.jp/visit/visit07_6.html

県議会建設常任委員会 3セク㈱夢舞台等を審査2013-09-18 10:03

昨日は、県議会建設常任委員会があり、県の出資法人等の審査などを行いました。
県の構想で作られた淡路夢舞台(場所の名称)ですが、淡路夢舞台の建設と同時に、ウエスティンホテル淡路を㈱夢舞台が建設し、運営。しかし、資金繰りが厳しくなり、県が㈱夢舞台からホテル施設を購入。県が㈱夢舞台に、ホテル施設をリースするという荒業を使い、運営を維持しています。
それでも、㈱夢舞台の経営は厳しく、県はリース料を大幅減額。㈱夢舞台が払うべき修繕費も請求していません。本来、㈱夢舞台が支払うべき夢舞台の土地、駐車場、テニスコートの賃料約1億円は、全額減免されています。
県がホテルに投下した資本等は、当初、全額回収する計画を作ったのですが、私は「既に計画が破綻している」と指摘しています。最も大きな問題は、リース料減額、賃料全額減免など、㈱夢舞台に大幅な支援が行われているのですが、それが県民にしっかり説明されていないことです。将来の資金回収計画も見直しが必要です。
現在、県の事実上の公費投入がいくら行われており、将来的に公費投入がいくら必要か明らかにし、その上で、ホテルを㈱夢舞台に運営させるのか、民間に売却するのか、夢舞台全体を民間に一括で運営委託するのかなど、考えなければいけません。委員会では、当初経営計画が破綻しているのではないか?ということを質していきました。(文章をわかりやすくするため県企業庁も県として記載しています)
夢舞台http://www.yumebutai.co.jp/

兵庫県議選 1票の較差の許容範囲は?2013-09-25 18:46

 最高裁は、これまで、1票の較差について、概ね衆議院選挙では3倍以内、参議院選挙では6倍以内を合憲としていたようです。
ところが、前回の衆議院選挙については、広島高裁で、2.43倍の較差について、違法であり無効との判決が出ました。また、全国の高等裁判所で同様の判決が次々と出ました。裁判所が、1票の較差を是正するため、大きく一歩踏み出した感があります。
 では、足元の兵庫県議会はどうでしょうか?選挙区の1票の最大較差は4.84倍になります。議員1人当たりの人口(2010年国勢調査)を見ると、芦屋市選挙区は、93,238に対し、佐用郡は、19,265人です。いい方を変えると、芦屋市民の投票の価値は、佐用郡を1人1票とすると、1人0.22票しかありません。佐用郡との比較では、1票の較差は、豊岡市4.44倍、三木市4.20倍と続きます。ちなみに尼崎市は、3.36倍です。法の下の平等が、形骸化しています。
ちなみに、現在、兵庫県議会特別委員会で、定数、区割りの見直しについて、議論を進めています。現段階の自民党、民主党、公明党の意見では、2倍以上の較差を認めています。共産党は2倍以内です。共産党を含め、2倍を認める理由はよくわかりませんが、今後の議論を注視していきます。
 この問題について、本日、私は、定数等調査特別委員会委員長宛てに、1票の較差を2倍未満にするよう申し入れました。
皆さんは1票の較差について、どう思われますか?
参考:一人一票実現国民会議HP
http://www.ippyo.org/index.php