消費税増税 次の首相に丸投げした安倍さん2016-06-02 09:24

 昨日、安倍首相が、消費税増税の延期を打ち出しました。2015年10月に増税すると言っていたのを2017年4月に延期し、そして今回、2019年10月に再延期することを決定しました。

 主要国首脳会議で、安倍首相が「世界経済の現状がリーマンショック前に似ている。対応を誤ると危機に陥るリスクがある。」と発言する一方で、政府は、5月の月例経済報告で、世界経済について「世界の景気は弱さが見られるものの、緩やかに回復が続くことが期待される。」と分析しています。
 マスコミなどから「サミットを消費税増税延期のため政治利用している。」と批判されるのは、当然でしょう。

 この間、消費税再増税も視野に入れた中で、法人税減税を先行させ、防衛費を過去最大の水準に上げ、国債発行残高を増やしてきました。しかし、今回の消費税増税延期で予定していた社会保障政策を見直すことになる見込みです。アベノミクスだけではなく、政策選択の明らかな失敗です。

 また、消費税増税延期については、十分な根拠も示さず2年半先と設定されましたが、その時点では、安倍さんは自民党総裁任期が終わっています。つまり、次の首相に、消費税増税を丸投げしてしまったということです。無責任極まりない判断だと思います。

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