来年4月の統一地方選 全国で市民派議員が激減する可能性2018-12-11 20:19

来年は統一地方選の年です。全国で大政党に所属しない市民派議員が、議会の中で、1人で奮闘している事例が少なからずあります。情報公開や市民参加を求め、環境、福祉、教育など弱者の側に立って、市政や県政をチェックしています。

ところが、今回の統一地方選挙では、その市民派議員が激減する可能性があります。関西では、保守系市民派議員などが維新に議席を奪われ、リベラル系市民派議員は、立憲民主党に議席を奪われる可能性があります。

今の国政の状況を考えると、立憲民主党には、議席を増やしてもらい、国政の足場、基盤を強化して欲しいと思います。一方で、市民派議員も議席を確保しなければ、議会のチェック機能や提案機能等が大きく低下する恐れがあります。

ここ尼崎市でも同じ状況にあります。○○は大丈夫・・・。巷では、根拠の無い言葉が飛び交っています。

有権者の皆さんには、全体のバランスを見ながら、投票を考えていただきたいと思います。

コメント

_ 勝 ― 2018年12月30日 18:06

前回、前々回の兵庫県議選、統一地方選で市民派議員の多くが落選しましたね。
維新はもちろん、減税日本、都民ファーストの会、三木新党8人のサムライ、吹田選新会・・・思い出せるだけ列挙しましたが、いろんな地方政党?がありましたが、残ったのは維新ぐらい。
革新、保守、リベラル、右翼、左翼・・・どんな立場でもいいですが、市民のためによって立つ市民派議員は大きく減少、駅前や交差点に毎日のぼりを持って立つだけの、選挙ファーストの中身の無い議員が増加しました。

_ 勝 ― 2019年01月05日 19:01

神戸新聞の「選挙展望2019ひょうご」を見ました。
尼崎市選挙区は定数7人に対し5党9人も出馬予定、激戦ですね。西宮市選挙区他阪神・神戸の選挙区及び明石市選挙区、加古川市選挙区、姫路市選挙区等都市部の複数区では各党が競いあうように候補を立てていますね。

一方で、相生市選挙区、赤穂市・赤穂郡・佐用郡選挙区、宍粟市選挙区、高砂市選挙区、加古郡選挙区、淡路市選挙区、洲本市選挙区、西脇市・多可郡選挙区、三木市選挙区、小野市選挙区、加西市選挙区、加東市選挙区、豊岡市選挙区、美方郡選挙区ら篠山市選挙区、丹波市選挙区の計16選挙区で無投票の見込みとのこと。全て自民党が議席を持っている1人区ですから、兵庫県議選告示と同時に自民党は16議席を得ることになるわけですね。16選挙区の兵庫県民は「無投票」という投票の機会さえ奪われることになるわけです。これはわが国の民主主義にとって重大な危機です。

単独での政権交代を目指すと豪語している立憲民主党も提案型政党を目指すと言う国民民主党も都市部の複数区にしか候補を立てず、他の非自民政党から議席を取ることしか考えていないようで、残念です。
こんな状況では政権交代は愚か、参院選での勝利も困難でしょう。

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