北日本新聞公開シンポジウム「民意と歩む 議会は変われるか」 ― 2016-10-19 21:17
私もパネリストで発言します。
平成28年11月12日(土)午前10時~午後1時(午前9時30分開場)
◇会 場 ANAクラウンプラザホテル富山
◇シンポジウム
第1部 基調講演 池上 彰 氏(ジャーナリスト)
第2部 パネルディスカッション
パネリスト 池上 彰 氏
河村和徳 氏(東北大学准教授、地方政治論)
諏訪雄三 氏(共同通信社編集委員兼論説委員)
丸尾 牧 氏(兵庫県議会議員)
片桐秀夫 氏(北日本新聞社地方議会取材班キャップ)
コーディネーター 岩本 聡 氏(北日本新聞社論説委員長)
◇定 員 800名 ◇参加費 無 料
平成28年11月12日(土)午前10時~午後1時(午前9時30分開場)
◇会 場 ANAクラウンプラザホテル富山
◇シンポジウム
第1部 基調講演 池上 彰 氏(ジャーナリスト)
第2部 パネルディスカッション
パネリスト 池上 彰 氏
河村和徳 氏(東北大学准教授、地方政治論)
諏訪雄三 氏(共同通信社編集委員兼論説委員)
丸尾 牧 氏(兵庫県議会議員)
片桐秀夫 氏(北日本新聞社地方議会取材班キャップ)
コーディネーター 岩本 聡 氏(北日本新聞社論説委員長)
◇定 員 800名 ◇参加費 無 料
民進党富山県連 政党交付金でも不正疑惑 徹底調査で膿を出し切れ! ― 2016-10-13 09:37
政務活動費を不正取得し辞職し、県連幹部であった民進党元県議、市議が、県連に配分された政党交付金でも、白紙領収書を使って4525万円を不正取得した疑惑があると民進党が公表しました。事実だとすれば、詐欺行為であり、許されることではありません。不正をした全額を最低でも5%の利子をつけて、政党ではなく国庫に返納させるべきでしょう。また、党として、不正をした元議員を刑事告発し、刑事処分を受けさせる必要があります。
政党交付金は、都道府県選管に政治資金収支報告書で報告し、公表されていますが、それを見る人はほとんどおらず、第3者のチェックが入らない状況です。政治資金収支報告書で添付する領収書についても、ネット公開する必要があります。
富山市議会の政務活動費の不正使用においては、民進党だけではなく自民党も、領収書の改ざんなど同様の悪質な手口で、不正行為を行っていました。
民進党は、政務活動費の不正使用をした議員に関係する政治団体に支払われた政党交付金の不正についても徹底調査をする必要があります。自民党も同様に、政務活動費の不正使用した議員が関係する政治団体について、自主的に政党交付金の支出状況についての調査を行うべきでしょう。
この機に、「政治とカネ」に関する膿を全て出し切る必要があります。
政党交付金は、都道府県選管に政治資金収支報告書で報告し、公表されていますが、それを見る人はほとんどおらず、第3者のチェックが入らない状況です。政治資金収支報告書で添付する領収書についても、ネット公開する必要があります。
富山市議会の政務活動費の不正使用においては、民進党だけではなく自民党も、領収書の改ざんなど同様の悪質な手口で、不正行為を行っていました。
民進党は、政務活動費の不正使用をした議員に関係する政治団体に支払われた政党交付金の不正についても徹底調査をする必要があります。自民党も同様に、政務活動費の不正使用した議員が関係する政治団体について、自主的に政党交付金の支出状況についての調査を行うべきでしょう。
この機に、「政治とカネ」に関する膿を全て出し切る必要があります。
富山市議会 政活費不正使用 会計帳簿、領収書ネット公開を ― 2016-09-13 09:50
富山市議会で、政務活動費の不正使用が次々と明らかになり、既に自民党会派の市議3人が辞職しました。さらに、その問題は、他にも拡がって行きそうな状況です。
富山市議会では、自民党会派が7割を占めており、驕りが生まれ、「政務活動費の不正使用が明らかになることはない」と各議員が判断したのかもしれません。議員同士、行政と議会が、慣れあっていることも背景としてはあるでしょう。
こういう状況は、日本の地方議会のどこにでも溢れ、どこで政務活動費の不正使用が発生してもおかしくない状況です。
議員は、次の選挙で当選できるかどうかわからないので、当選に向けて、飲み会に参加し、弔電・祝電を打ち、会合など挨拶回りを行いますが、資金がどこかで足りなくなります。そこで、政務活動費に手を出してしまうという構図なのかとも考えます。
そのような政治状況を変えて行くためには、政務活動費の会計帳簿、領収書等のネット公開をし、常に市民から、その使い道と働きぶりを見てもらうことが必要です。政務活動費の会計帳簿などを見ると、その議員の仕事ぶりが、一部見えて来ます。
ちなみに兵庫県内では、兵庫県、神戸市、西宮市、芦屋市、加西市が、領収書のネット公開を始めています。富山市議会だけではなく、他の議会においても、政務活動費の会計帳簿、領収書等のネット公開が急がれます。
富山市議会では、自民党会派が7割を占めており、驕りが生まれ、「政務活動費の不正使用が明らかになることはない」と各議員が判断したのかもしれません。議員同士、行政と議会が、慣れあっていることも背景としてはあるでしょう。
こういう状況は、日本の地方議会のどこにでも溢れ、どこで政務活動費の不正使用が発生してもおかしくない状況です。
議員は、次の選挙で当選できるかどうかわからないので、当選に向けて、飲み会に参加し、弔電・祝電を打ち、会合など挨拶回りを行いますが、資金がどこかで足りなくなります。そこで、政務活動費に手を出してしまうという構図なのかとも考えます。
そのような政治状況を変えて行くためには、政務活動費の会計帳簿、領収書等のネット公開をし、常に市民から、その使い道と働きぶりを見てもらうことが必要です。政務活動費の会計帳簿などを見ると、その議員の仕事ぶりが、一部見えて来ます。
ちなみに兵庫県内では、兵庫県、神戸市、西宮市、芦屋市、加西市が、領収書のネット公開を始めています。富山市議会だけではなく、他の議会においても、政務活動費の会計帳簿、領収書等のネット公開が急がれます。
芦屋市議会 政活費領収書ネット公開 開始 ― 2016-09-01 16:33
芦屋市議会は、咋日から、政務活動費の領収書等のネット公開を始めました。市民オンブズ尼崎が、阪神間の自治体議会に「政務活動費の領収書等のネット公開」を求める陳情書を提出したところ、芦屋市議会で採択がされ、今日に至りました。
これで、兵庫県下でHP上において政務活動費の領収書等を公開しているところは、兵庫県議会、神戸市議会、西宮市議会、加西市議会、芦屋市議会となりました。
尼崎市議会にも、同様の陳情書を提出したのですが、審査未了。いつものように新政会(自民党系)、公明党などが、後ろ向きなようです。
神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201609/0009445336.shtml
これで、兵庫県下でHP上において政務活動費の領収書等を公開しているところは、兵庫県議会、神戸市議会、西宮市議会、加西市議会、芦屋市議会となりました。
尼崎市議会にも、同様の陳情書を提出したのですが、審査未了。いつものように新政会(自民党系)、公明党などが、後ろ向きなようです。
神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201609/0009445336.shtml
野々村さん 有罪判決確定 ― 2016-07-21 16:03
7月6日に神戸地裁において、詐欺等の罪で、懲役3年執行猶予4年の判決が下された野々村さんの裁判が、昨日の控訴期限までに、原告(検察)、被告(野々村さん側)共に控訴せず、判決が確定しました。
野々村さんは、裁判で「記憶にございません」などと最後まで事実を認めなかったのですが、議員を辞職し、政務活動費全額を返還し、社会的制裁などを受けたことから、執行猶予付きの判決になりました。これで野々村さんは、4年間大きな問題を起こさなければ、拘束されることはありません。
道のりは険しいでしょうが、新たな人生を歩んでいただければと思います。
ところで、先日、早稲田マニュフェスト研究会の議会改革度評価で、兵庫県議会は1位に認定されました。政務活動費の領収書をHP上で公開したことや議員提案で条例制定したことなど、この間の議会改革が評価されたようです。
とは言いながら、政務活動費で、高級車をカーリースしたり、会議と一体化したものであれば、飲食代を支出することも認められており、目を離すと、元に戻ってしまう可能性はあります。そもそも議員が何の調査をしているのかわからないことも問題です。
議会改革の課題はたくさん残っていますが、議員に仕事をさせるために、より良い議員を選ぶために、継続的な政務活動費のチェックが欠かせません。
野々村さんは、裁判で「記憶にございません」などと最後まで事実を認めなかったのですが、議員を辞職し、政務活動費全額を返還し、社会的制裁などを受けたことから、執行猶予付きの判決になりました。これで野々村さんは、4年間大きな問題を起こさなければ、拘束されることはありません。
道のりは険しいでしょうが、新たな人生を歩んでいただければと思います。
ところで、先日、早稲田マニュフェスト研究会の議会改革度評価で、兵庫県議会は1位に認定されました。政務活動費の領収書をHP上で公開したことや議員提案で条例制定したことなど、この間の議会改革が評価されたようです。
とは言いながら、政務活動費で、高級車をカーリースしたり、会議と一体化したものであれば、飲食代を支出することも認められており、目を離すと、元に戻ってしまう可能性はあります。そもそも議員が何の調査をしているのかわからないことも問題です。
議会改革の課題はたくさん残っていますが、議員に仕事をさせるために、より良い議員を選ぶために、継続的な政務活動費のチェックが欠かせません。
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