平和は皆で創るもの 「ヒロシマナガサキ条約」の批准を2017-08-10 09:15

 長崎市の田上市長が、今年国連で採択された核兵器禁止条約に関連し、「交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できない」と日本政府に訴えました。
アメリカからの「条約への反対もしくは採決退席」要請があったとしても、日本事情を粘り強くアメリカに伝え、条約に賛成し、その考えを広める努力を被爆国の日本はする必要があるのでしょう。

 アメリカと北朝鮮の舌戦が繰り広げられていますが、日本は冷静に対処するよう両国に伝える、あるいは声明を出すことができるのではないでしょうか。
 目先の経済利害だけを考え、アメリカにただ追随する姿勢では、アメリカの利害で戦争に巻き込まれてしまいかねません。

 平和は皆で創るもの。長崎市長は、核禁止条約をヒロシマナガサキ条約と名付けていました。日本も、ヒロシマナガサキ条約を批准することで、平和の歩みを一歩前に進めることが出来ます。ヒロシマナガサキを忘れず、平和な社会を築くことを、一人ひとりが願い行動することで、平和な社会が訪れるのでしょう。

コメント

_ hiromi ― 2017年08月10日 11:23

丸尾さま、全く同感です

日米同盟を結んでいることから難しい状況は理解できますが、それでも尚何らかの意志表示を国としてはやってもらいたいものです。
実際国民感情は核兵器禁止条約に賛成の人が多いのではないでしょうか。

北朝鮮問題意に関しても同じです。
アメリカの言動を追認していると、日本にもミサイルを落とされ兼ねない危険があります。
アメリカに冷静になるよう一言言う事は同盟があっても出来るなずですが、
政府はお友達のいう事にはなんでも従うという、独立した関係を作れない人たちなんでしょうか?
政府が国会の魑魅魍魎に惑わされて、大局でしっかりと意志表示出来ない事がもどかしいです。
広島にも長崎にも、沖縄にも口先でしか物が言えないなら、安倍さんは来てもらいたくないです。

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