斎藤元彦兵庫県新知事 大規模公共投資から脱却し持続可能な社会を目指せ!2021-07-19 10:50

 大阪府などの行政運営の違和感は、福祉や医療、教育、環境、文化行政などを削減し、生み出したお金で万博やIRなどへの大規模な公共投資をすることです。

 それで経済を回して、活性化しようとしているのでしょうが、結局、一過性で終わり、外資やゼネコン、人材派遣業などを潤すけれども、地域に回っていたお金が吸い上げられ、逆に地域経済が衰退していくのではとの懸念があります。市民生活も壊されていきます。

 井戸県政も、高速道路整備や箱もの行政を進めており、財政や環境問題等への配慮が不十分で、問題は多々ありましたが、さらに大阪的改革をすると、お金が外に逃げていき、お祭り的な一時的賑わいで終わりそうな気がします。

 斎藤さんは、大規模集客や企業誘致を目指す、播磨灘・大阪湾ベイエリア再生プランを策定するとしていますが、その中身は要注意です。今の時期に、大規模集客施設等の整備は、ありえず、施設は赤字を垂れ流すだけの存在になる可能性もあります。

 先日、熱海で集中豪雨による土砂崩れがありましたが、ドイツやベルギーでなどでも記録的な豪雨による大規模災害が発生しています。

 気候危機は、ますます深刻化しており、兵庫県は、その対策に全力を尽くすと共に、大規模公共投資から脱却し、福祉や医療、教育、環境、文化など、地域経済を循環させる投資にシフトをしていくべきです。

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