与野党質問時間見直し 与党の素晴らしい質問に期待!2017-11-15 21:40

 衆議院議員選挙後、従来は与党2:野党8であった質問時間の割合を、与党側から与野党5対5に見直すよう提案があり、調整がつかない場合は、与党側が多数決で押し切る姿勢も見せていました。その結果、文部科学委員会の質問時間は与党1:野党2に見直されました。

 以前に自民党が野党の時は、十分に時間配分をするよう自民党が要求し、それまでの与党4:野党6から現在の与党2:野党8になった経緯を考えると、今回の与党側の提案は疑問が残ります。

 見せ場を作りたいのであれば、今の時間配分にしておいて、政府対与党議員の議論を公開することも考えられます。

 これが正解というものはないと思いますが、一旦質問時間の配分について与野党が合意した以上、与党側は政府を持ち上げる意味のない質問をするのではなく、制度の矛盾や問題点を指摘して、より良いものに変えていくための建設的な議論をするよう期待致します。

もしも与党側が、誰が見ても素晴らしい質問をするのであれば、他の委員会も同様に見直すのはありかと思います。