全世界でグローバル気候マーチ開催!2019-09-27 20:31

「あなた方が話すことは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。よく、そんなことが言えますね。」
各国の首脳が参加する国連温暖化サミットにおけるスウェーデン人高校生グレタ・トゥーンベリさんの演説の一部です。

2018年8月から、グレタさんは、温暖化対策を社会に訴えるために、毎週金曜日に学校を休み、スウェーデン国会議事堂前で座り込みを始めました。

その動きは全世界に拡がり、グローバル気候マーチ(Fridays For Future)と呼ばれ、2019年9月には世界150か国 400万人参加という過去最大規模のデモが開催されました。日本においても、9月20日にグローバル気候マーチが全国23カ所で行われ、約5000人が参加。

私も同日、神戸で開催されたグローバル気候マーチに参加しました。神戸でのマーチは、神戸大学の今井絵里菜さんの呼びかけでスタート。調べて見ると今井さんはClimate Youth Japanという学生中心の環境NGOの共同代表。

当日は、170名ほどが参加し、「We want climate justice. When does it want? Now! (私たちは気候正義を望む。いつそれを望む?今!)」と訴え、音楽を流しながら、神戸市のみなとの森公園から三宮駅近くを歩き、東遊園地で解散しました。

希望の見えなかった環境問題に、少し希望が見えた1日でした。その3日後に、国連におけるグレタさんの怒りの演説を聞くことが出来、さらに希望が膨らみました。