神戸市内の商店街 県補助金不正受給疑惑発見!2019-09-24 19:23

神戸市の商店街振興組合(以下 組合という)組合員からの連絡を受け、調査をスタート。次のような疑惑が見つかりました。

組合は、HPを4カ国語対応に変更したと県に報告し、県から約93万円の補助金を受け取りながら、その変更は行っていませんでした。実際には、他事業のチラシ代、ドローン購入費などで使っていたとの疑惑。

また、組合は、外国人とコミュニケーションするための指さしマニュアルを200万円で作成したと県に報告しながら、指さしマニュアル作成代は80万円で、残りの120万円で目的外のチラシ代等に使っていたという疑惑。

他にも問題があり、私は、県に対し、組合に交付した過去5年間の補助金をチェックすること、不正な補助金受給が見つかった時は、加算金を付けて補助金を県に返還させることなどを求めました。

神戸市補助金不正受給疑惑! 例の神戸市内の商店街2019-09-24 19:25

先日、神戸市内の商店街振興組合が、兵庫県の補助金を不正受給している疑惑があるとお伝えしました。

丸尾の調査で、その組合が、神戸市の補助金を不正受給している疑惑が新たにわかったため、本日、久元神戸市長宛で、神戸市担当課長に情報提供してきました。

その内容は、神戸市地域活性化支援事業を利用し、組合が3カ年のカタログギフト事業を行いました。3カ年の補助金総額約1千万円。その中には兵庫県の補助金約107万円が含まれています。

しかし、そのカタログ作成を依頼された事業者に話を聞くと、2016年度、2017年度にカタログは作ったが、2018年度にカタログは作っておらず、市の補助金実績報告書に添付されている契約書、見積書、請求書は、「弊社作成のものではない」とのことでした。

2018年度の事業費は108万円、補助率は3分の2なので、約70万円の補助金が騙し取られた可能性があります。

事業者に聞くと、2018年度はカタログ作成をしておらず、他の事業のイベントチラシ作成やパソコン、ハンディレコーダー、照明用スタンド、スピーカーなどの購入に充てられたとのこと。

以上のことから、この事業について、調査が必要だと、久元神戸市長に情報提供しました。しっかり調査し、問題があれば、県の補助金を含め、取り返して下さい。