災害ボランティアで倉敷市真備町に ボランティア募集中!2018-08-01 20:29

昨日、倉敷市に入り、堤防が決壊した場所や町の様子を調査しました。1級河川(武庫川位の川幅)である高梁川の支流の小田川の堤防が複数個所決壊し、さらにその支流の川の堤防が、あちらこちらで決壊していました。しかも河川の両側の堤防が破壊された場所も複数あり、水の力の恐ろしさを物語っています。小田川よりも大きな高梁川の流れる水の量が多く、小田川との合流点から遡上(バックウォーター)したことが原因とされています。当面の対策は、河川の掘削などで流量を増やし、堤防が破堤しないよう鋼矢板を打ち込むなどの強化をすることでしょうか。兵庫県の河川についても、破堤する可能性のある堤防の強化は不可欠だと思います。

災害ボランティアとして、今日は農家の倉庫に入りこんだ土出しをしました。暑い中での作業でしたが、ボランティアセンターの指示通り、20分作業をしたら10分休憩をするようにしたところ、問題なく作業を終えることが出来ました。日陰での作業だったので、思ったほどきつくはありませんでした。

ボランティアセンターでは、昨日は千人のボランティアが入ったと言っていましたが、被害の程度から考えると、まだまだボランティアが足りません。明日は我が身。困った時はお互い様。皆さんも、無理のない範囲で、災害ボランティアへの参加を考えてみませんか。お問い合わせしていただければ、交通費を安く上げる方法を、お伝え致します(^_^)

サマセミ先生終了「あなたも政治家に」2018-08-04 23:10

今日4日、尼崎市立双星高校で行われたサマーセミナーで先生を務め、「あなたも政治家に」をテーマに話をしました。

50代半ば。そろそろ次の世代にどうバトンを渡すのか考えないといけない時期です。普通の人がもっとたくさん議員になれば、議会は変わるだろうと思っています。

1人でも2人でも今日の受講者の中から立候補しようと考える人がいたら、大成功です。明日もサマセミは続きます。

受取拒否した費用弁償176万円 被災地への寄付、ボランティア経費などに2018-08-11 10:50

県議になった2007年4月から、会議出席時に支給されていた費用弁償(当時1日7千円)はお手盛りであり、理屈の立たないお金は受け取れないと、私はそれを受取拒否してきました。総額371日分176万4100円です。

 2014年4月、2016年4月に、議会事務局長から費用弁償を受け取るよう要請があり、さらに2016年4月には、要請から5年間を過ぎると、消滅時効となり、未支給額を受け取ることが出来なり、公職選挙法違反の寄付行為が成立すると言われました。

 県議会の費用弁償制度は、県議会政務活動費問題の時に、私たちの提案が100%採用され、公共交通機関交通費実費(車利用の方は車賃)に見直されました。

 課題は改善されたので、リスクを負ってまで、費用弁償の受取拒否を続けるのは、得策ではないと考えています。とは言いながら、お手盛り部分の費用弁償を懐に入れるのも、妥当ではないと考えます。

 そこで、そのまま受け取っても問題ない371日分の公共交通機関交通費実費266,790円は、通信の作成費に回し、残りの149万7310円は、被災地への寄付、被災地支援に行く時の交通費等、市民向け講演会の費用等に当てたいと考えています。随時、残高、支出内容等はご報告していきます。

 なお、先日岡山県真備町に災害ボランティア参加費用、現地視察経費として使った25520円もこの中から支出したいと思います。

 費用弁償を受け取った時点で、改めてご報告致します。

県議会改革を提案2018-08-12 10:55

 兵庫県議会において、この間の議会改革の検証とさらなる見直しを検討する議会改革委員会が開催されています。そこで、私の方からいくつかの提案を行いました。

 地味な作業ですが、このようなことをしっかりやって、議会や行政は少しずつ少しずつ動いていきます。

・(4年に2回しかできない)一般質問を、1年に1回できるように、質問回数を増やす。
・常任委員会の地域開催時に傍聴者から意見聴取する。
・全常任委員会をネット中継する。
・非公開の会派代表者会の一部公開。
・政務活動費の支出基準の見直し
 新聞購入時などに電化製品やQUOカードを提供してもらう場合があるが、原則新聞代を割り引いてもらうこと。カーリース料の支出上限額を見直すこと。
・旅費の車賃(1km38円)を高くとも1km25円に見直すこと。

終戦記念日に平和を祈る 改めて憲法改正の意味を考えてみませんか?2018-08-15 10:27

 今日で終戦から73年。この間、日本が直接、他国と戦争になることはありませんでした。「アメリカの後ろ盾があるから」「憲法9条があるから」いずれもその背景のひとつだと思います。

 一方で、アメリカは、第2次世界大戦後も、何度も戦争をしてきました。ベトナム戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争など。しかも、イラク戦争は、イラクに大量破壊兵器があると攻撃を仕掛けましたが、実際には、大量破壊兵器が無かったことが明らかになっています。世界の警察国家と言うよりは、石油利権などを狙った行動だったと言われています。アメリカ経済が、戦争で成り立っている部分があるのかもしれません。

 日本は、集団的自衛権の行使を可能にし、そのアメリカとより行動を密にしようとしています。戦争に加担することで、経済が潤う部分があるのかもしれませんが、人を殺してまで、お金儲けをすることを、私は望みません。日本をそんな社会にしたくはありませんし、子どもたちに、そんな社会を手渡したくはありません。

 まもなく自民党が憲法改正案を国会に発議するとの報道がありました。自民党総裁選後になりそうですが、衆参国会で、自民党案が国会で3分2の議員の賛同を得て可決すると、憲法改正は国民投票へと移っていきます。

 多くの国民が、自衛隊法が存在し、自衛隊が災害救助で活躍していることに感動し、その必要性も理解しています。

 その上で、戦争好きのアメリカとベタベタしながら、今、憲法に自衛隊を書き込む意味とは何か?憲法改正の意味を今からじっくり考えたいものです。