みどりの未来メンバーへのご支援ありがとうございました2017-06-05 10:55

当選 酒井はじめさん、山崎けんいちさん、
残念 田中じゅんじさん、森村さやかさん

全員精一杯戦ったのですが、議席は2議席ということで現状維持となりました。
応援いただいた皆さんには、本当に感謝致します。
これからもチームとして、より良い社会を築き上げるために、力を尽くしていきます。

尼崎市議選分析 自民×維新×緑・市民派2017-06-05 17:24

定数42 立候補61 投票率42.42%(前回より約1%アップ)

前回→今回当選
公明9→12
共産8→7
維新4→7
自民系12→7
緑・市民派会派6→3(山崎さんを入れると4)

全体をひと言で評価すると
「公明、維新 躍進、自民、緑・市民派 退潮」

保守基盤の中で、自民と維新が争い維新が勝利
浮動票層の取りあいで、緑・市民派と維新が争い維新が勝利
共産党は一部に票が集中しバトンタッチに失敗。

議員通信簿の影響
維新はまだ勢いが残っているが、下位の方で3人が通るなど、そんなに強い勢いではない。
自民も基盤は弱くなっている。いずれも議員通信簿の総合評価ででワースト7に入った議員が1人を除き落選。
逆にベスト7に入った議員の多くが得票を伸ばす。

議会の中では、ボス議員がいなくなり、風通しは良くなる可能性はある。しかし、過去に比べ、政策議論やチェック機能は低下しているとの話もあり、それに拍車がかかる可能性もある。

議会を機能させるため、議会、議員の活動が評価される仕組み作りと、議会報告会の開催、常任委員会のネット中継など、議会の見える化を進めていく必要がある。

市民オンブズ尼崎作成 尼崎市議会議員 議員通信簿の評価2017-06-05 18:23

総合評価ベスト7に入った議員が、1人を除きいずれも票を伸ばしました。逆にワースト7に入った議員が1人を除き落選しました。

今まで、これほどの影響は出なかったのですが、政党関係の団体が議員通信簿をビラに取り上げたのも大きかったのでしょう。

議員通信簿の目的は、議員の仕事ぶりを評価することで、議会を機能させることです。
議員通信簿の批判として、次のようなことが指摘されていました。「どうでも良い発言をカウントしている」「選挙公費助成は使って当然のもの」「議長、監査委員は発言できないので不公平」「大会派は発言枠が限られるので発言回数が少なくなる」

確かに課題のある部分もありますが、上記のことで、議員通信簿が無益のものだというのは、論理の飛躍だと思います。北海道の福島町議会などは、議員の発言回数や内容などを整理し、毎年議会白書として、町民に公表しています。
市民オンブズ尼崎は、尼崎市議会が議会白書を作らないので、代わりに議員通信簿を作成しています。

どうでも良い発言かどうかの線引きが難しく、主観が入ることから、どうでも良い発言もカウントしていますが、それもカウントし全体を見ると、調査をして発言しているのか、調査もせず形ばかりの発言をしているのかの傾向が見えて来ます。それを評価することに問題はないと思います。

選挙公費助成は使って当然のものではありません。もう少し評価する金額を上げてもいいのかもしれませんが、やはり使い過ぎは、減点評価されるべきものです。

議長・副議長、監査委員は、発言出来ないと言いますが、仕組み上は、議長が副議長に議長を替わり、発言することはできます。監査委員も申し合わせで発言しないようにしていますが、その申し合わせを見直した方がいいのでしょう。
議長、副議長に就任していたかどうかを表記することは、今後の課題です。

「大会派は発言枠が限られるので発言回数が少なくなる」多少の差が出ることは、あり得ますが、やる気があれば、発言回数を増やす事はできます。大会派程、サボっている議員がいるのも事実です。1回ごとの発言で評価せず、3回までで何点など、点数評価の方法を考える必要はあるかもしれません。

議員通信簿を批判するのはいいのですが、もう少し違う視点での評価の提案や、点数配分の提案などをいただければ、もっと建設的な議論が出来るのではないでしょうか。ご提案を期待しています。